現役書店員芸人カモシダせぶんが贈る新たなミステリー作品『七つの大罪』

現役書店員芸人カモシダせぶんが新作を発表！

人気の現役書店員芸人、カモシダせぶんが新たに挑戦するミステリー短編『七つの大罪』が、2025年7月14日（月）に宝島社から発売されます。

カモシダせぶんは、昨年9月に自身初のミステリー小説『探偵はパシられる』でデビューを果たし、その活動の幅を広げる中、今回の豪華作家陣によるアンソロジーに名を連ねることになりました。『七つの大罪』は、7人の作家が7つの悪徳をテーマにした短編ミステリーを執筆するという独特な試みで、各作家が異なる視点から罪に迫ります。

七つの悪徳をテーマにしたミステリー

本書の『七つの大罪』のテーマは、キリスト教で人を罪に導くとされる「傲慢」「嫉妬」「憤怒」「怠惰」「強欲」「暴食」「色欲」です。この七つの悪徳をそれぞれに縁のある作家が描くという形式で、各短編は驚愕や恐怖、狂気など、読者を一瞬で引き込む内容に仕上がっています。

カモシダせぶんは、その名前に「せぶん」が含まれていることもあり、今回のアンソロジーに参加できることに強い運命を感じているそうです。彼の担当する作品は「色欲」であり、文章をサブタイトルとして「父親は持ってるエロ本を子どもに見つからないようにしろ」というインパクトのあるものにしました。この短編では、大人の世界と子どもとの境界をユーモラスかつミステリアスに描き出しており、彼の独自の文体が存分に発揮されています。

各作家の執筆内容

『七つの大罪』では、以下の作家たちがそれぞれの悪徳をテーマに短編を執筆しています。

- 中山七里 - 「罪の名は傲慢」
- 岡崎琢磨 - 「手の中の果実」
- 川瀬七緒 - 「移住クライシス」
- 七尾与史 - 「オセロシンドローム」
- 三上幸四郎 - 「十五分」
- 若竹七海 - 「最初で最高のひとくち」

各作品は、タイトルからもそのテーマの重厚さが漂ってきます。特に、カモシダせぶんの短編は、エロティックな要素に加え、親子の複雑な関係性に焦点を当てている点が大きな見どころです。

書籍の詳細情報

- 書名: 七つの大罪
- 著者: 中山七里、七尾与史、川瀬七緒、岡崎琢磨、三上幸四郎、若竹七海、カモシダせぶん
- 発売日: 2025年7月14日
- 定価: 1,870円（税込）
- 判型: 四六判
- ページ数: 352ページ
- ISBN: 978-4-299-05721-1
- 発行: 株式会社宝島社

カモシダせぶんは、1988年に神奈川県で生まれ、松竹芸能に所属するお笑いコンビ「デンドロビーム」の一員として活動しています。彼のユニークなキャラクターと独自の視点は、多様なメディアで人気を博しています。また、彼は書店員としての経験を活かし、様々な書籍を紹介し続けており、ミステリー小説家としても今後の活躍が期待されます。

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