フェンディがミラノをクリエイティブにジャック!
イタリアが誇る高級ブランド、フェンディ(FENDI)が、100周年を祝し、ミラノファッションウィークの際に特別なイベントを展開します。このイベントは、2025年2月26日(日本時間2月27日)に行われるアーティスティック ディレクター、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)によるコレクション発表を記念したものです。
特設コーナーで魅力を伝える
ミラノの複数の書店とニューススタンドにおいて、フェンディの世界観を表現した特設コーナーやウィンドウディスプレイが登場します。ローマに本拠を置くこのブランドの象徴とも言えるバッグの物語を取材した2冊の限定書籍が販売される予定です。
書籍紹介
1.
ハンド・イン・ハンド
この限定書籍は、「バゲット」バッグの誕生25周年を記念しており、イタリアの職人たちとのコラボレーションを通じて進化したバッグの歴史やデザインを紹介します。特に伝統的な素材と技法を駆使して作り上げた作品に焦点を当てており、著名なフォトグラファーでアーティストのロレンツォ・ヴィットゥーリ(Lorenzo Vitturi)が職人の技を捉えています。美術評論家やファッションデザイナー、アーティストらの寄稿もあり、職人技の進化と文化の重要性が探求されています。
2.
ピーカブック
シルヴィア・フェンディによる「ピーカブー」バッグの誕生15周年を祝うこの書籍では、その背後にある魅力と多様性に迫ります。フェンディのアーカイブから選りすぐりの80点のバッグの写真が掲載され、章ごとに著名なクリエイターやデザイナーの紹介があります。フェンディ家の女性たちの視点から、このバッグを通じて伝えられる歴史と革新に触れることができる内容です。
会場となる書店とイベントスペース
この特別なイベントの開催場所は、以下のようなミラノの著名な書店やニューススタンドです。
- - Hoepli:1870年創業の歴史ある書店で、文献が豊富に揃い、ドゥオーモ(Duomo)近くに位置。クリエイティブな活動の中心でもあります。
- - Libreria Bocca:1775年創業の最古の書店の一つ。アートやファッション書の豊富なコレクションが特徴です。
- - Edicola Largo Treves:伝統的なニューススタンドにクリエイティブな空間を提供し、ポップアップイベントが行われます。
- - ADI Museum Bookshop:デザインとイノベーションに特化したブックショップで、イタリアのクリエイティブな精神が息づいています。
- - Edicola Civic Portanuova:新しい地域で、伝統と現代的な要素が融合されたニューススタンドです。
- - Edicola Civic Darsena:歴史的なダルセナを見下ろす場所にあり、デザインや文化の交差点としての役割を果たします。
このように、フェンディの特設イベントは多彩な取り組みで成り立っており、訪れる人々にとって新しい発見となること間違いなしです。ファッションに興味がある方は、この機会をお見逃しなく!