長濱ねると山口周が描く未来への道標とは?公開収録レポート
10月12日、J-WAVE(81.3FM)の番組『NTT Group BIBLIOTHECA -THE WEEKEND LIBRARY-』の初の公開収録が都内にて行われ、ナビゲーターを務める長濱ねるさんと山口周さんが登場しました。この番組は「週末にオープンする図書館」というテーマのもと、哲学やテクノロジー、SDGsなど多様なテーマを取り上げ、生き方や社会について考えるきっかけを提供しています。
公開収録の目的は、山口と長濱の共著となる書籍『未来を照らすコトバ ビジネスと人生、さらには社会を変える51のキーワード』の刊行を祝うこと。山口さんはこの番組の立ち上げの理由について、「メディアが社会の問題に焦点を当てる中、ポジティブなメッセージを発信したいという思いからこの番組が始まった。」と語り、その言葉には彼の強い意志が感じられました。
長濱さんは、「23歳からこの番組に関わってきました。この3年半で多くの選択を経験し、山口さんとの対話や本を通じて自分を見つめ直す重要性を学びました。」と感謝の気持ちを述べました。リスナーとの交流が深まる中、収録は温かい雰囲気で進行しました。
今回の収録では、特に「未来を照らす言葉」をテーマにしたトークセッションが展開されました。番組の人気コーナー「Key To Tomorrow」でも紹介されたキーワードを基に、山口さんと長濱さんはそれぞれの考えを深めていきました。特に「高原社会」というコンセプトに関するディスカッションは印象的でした。
山口さんは、「新入社員には小さな仕事を任せるのではなく、もっと大きな役割を与えるべき」と述べ、若い世代が力を発揮できる環境の重要性を強調しました。それに対し、長濱さんが「失敗するかもしれないけれど信じて任せることについて、共通の特長はあるのか?」と問いかけると、山口さんは「情熱が求められる」との見解を示しました。情熱を持った人が難局を乗り越えられると信じる姿勢に、会場内からは共感の声が寄せられました。
後半では、長濱さんが「セルフアウェアネス」について、自分自身を理解することの難しさや、その過程での変化を語りました。彼女はこの番組を通じて自分の内面が徐々に変化してきたと明かし、リスナーに「自分を見つめ直すことの大切さ」を伝えました。
収録の最後には、今後の番組の展望について話に及びました。山口さんは「風通しが良い社会を目指すための議論を進めていきたい」と語り、長濱さんは「次は野外での収録を実現してみたい」と新たな目標を掲げました。
このイベントは10月18日(土)15:00から放送される予定です。長濱ねるさんと山口周さんが紡ぐ言葉の数々から、今後の未来を照らすヒントが得られることでしょう。公開収録の内容を通じて、彼らの真摯な姿勢が伝わり、多くのリスナーが新たな気づきを得ることを期待します。
書籍情報
- - 書名: 未来を照らすコトバ ビジネスと人生、さらには社会を変える51のキーワード
- - 著者: 山口周・長濱ねる
- - 発売日: 2025年10月1日(水)
- - 価格: 通常版1800円(税込)、Amazon限定版1900円(税込)
- - 発行: 株式会社祥伝社
番組情報
- - 放送局: J-WAVE(81.3FM)
- - 番組名: NTT Group BIBLIOTHECA -THE WEEKEND LIBRARY-
- - 放送日時: 毎週土曜15:00~15:54
- - ナビゲーター: 山口周・長濱ねる
- - 番組サイト: 番組サイト
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