オフ・ブロードウェイミュージカル「TARRYTOWN」東京公演が華々しく開幕！

オフ・ブロードウェイミュージカル「TARRYTOWN」東京公演が開幕

オフ・ブロードウェイミュージカル「TARRYTOWN」が東京で初演を迎えました。この作品は、ジョニー・デップが主演した映画「スリーピー・ホロウ」やディズニーのアニメ「イカボードとトード氏」などで知られる伝説を基にしています。脚本・音楽・歌詞はアダム・ワクターが手がけ、2017年にアメリカ・カリフォルニアでの初演以来、多くの観客に支持されています。

東京公演の詳細

2023年秋に日本初演を果たし、いろいろな洞察を呼び起こす本作は、すでに観劇した方々から高評価を得ています。昨年には実行員会が立ち上がり、2025年には山梨公演を控えており、東京・浅草九劇での上演は3月30日まで続きます。初演と同様に演出を担当するのは中原和樹。彼の翻訳と訳詞が、観客に作品の魅力を伝えることでしょう。

メインキャストと彼らの役柄

樋口祥久（落ち葉・イカボッド）

樋口は、大きなチャレンジとして20曲を歌い上げる役に挑んでいます。イカボッドというキャラクターを通じて、作品の深みを追求しています。

高島健一郎（かぼちゃ・イカボッド）

高島は再び「TARRYTOWN」に身を置くことに喜びを感じています。彼はキャラクターが自分の居場所を探し求める姿に共感し、多くの人にもこの作品の魅力を劇場で体感してほしいと願っています。

村上貴亮（ランタン・イカボッド）

村上は、作品の持つ「危うさ」をしっかりと味わいながら、観客と共にその魅力を楽しんでほしいと語ります。

水野貴以（ランタン・カトリーナ）

水野は、タリータウンの森の中での人間模様に深く入り込む中で、観客とも感情の繋がりを大切にしています。

武田莉奈（落ち葉・カトリーナ）

武田は、トリプルチームの特色が新鮮さを生み出していると評価し、観客に何度でも劇場に足を運んでもらいたいと願っています。

作品のあらすじとテーマ

「TARRYTOWN」は、霧深い森に伝わる伝説と織り交ぜられた物語です。主人公のイカボッドは、NYからこの小さな村に引っ越し、カトリーナとその夫ブロムとの生活が描かれます。村での生活に不満を抱くカトリーナ、彼女との結婚がうまくいかないブロム、そして彼らとの関係に悩むイカボッドの姿が描かれます。物語は軽快さと深刻さを併せ持ちながら、スリーピー・ホロウの伝説に繋がる暗い影を見せていきます。