寄付プログラムの選定
2025-10-31 13:43:21

エル・システマジャパン、コモンズ投信の寄付プログラムで支援を受ける

エル・システマジャパン、コモンズ投信の寄付プログラムからの支援を受ける



一般社団法人エル・システマジャパンが、コモンズ投信株式会社による寄付プログラム「コモれび」(社会課題解決プログラム)の第3回寄付先に選ばれました。その結果、71万2千円の寄付を受けることとなりました。これは、コモンズ投信が2023年にスタートさせたプログラムで、ファンドの信託報酬の一部を活用して社会的課題を解決する非営利団体への支援を行っています。

今回の寄付先選考は、「『Well-being』につながる親と子」をテーマにしたもので、選考にはコモンズ投信の社内委員会が関与し、寄付先選考委員会で協議されました。その結果、エル・システマジャパンが選ばれたことは、多くの推薦者の共感を得る結果でもありました。推薦者は「音楽は障害の有無にかかわらず、誰もが参加できるものであり、今回の寄付が、コモンズ投信と株式会社かんぽ生命保険の理念に一致している」と述べています。

10月6日(月)には、コモンズ投信株式会社とかんぽ生命の代表者がエル・システマジャパンの事務所に訪れ、寄付授与式が行われました。エル・システマジャパンの代表理事である菊川穣氏は「第14回SEEDCapに選出された際にはサポートをいただき、その後も社員の方々に応援していただけたことを力強く感じている。この寄付は、私たちの活動に対する信頼の表れであり、今後もこういった関係を大切にしていきたい」とコメントしました。

寄付金は、活動に責任を持つ音楽家や指導者(ティーチングアーティスト)の謝金や交通費に充てられるほか、ボランティアの交通費、プログラムオフィサーの人件費に使用される予定です。これにより、エル・システマジャパンは子どもたちの音楽活動を充実させ、より多くの子供達が音楽に触れる機会を提供していく考えです。

日本においてエル・システマは、2012年から福島県相馬市で始まり、岩手県大槌町、長野県駒ヶ根市、東京都などに活動を広げ、特に音楽が自己表現や人とのつながりを生む力を持つことを信じて、現在も多くの子どもたちをサポートしています。2023年4月からは、児童養護施設でのバイオリン教室を始めており、家庭の事情に関わらず、すべての子どもたちが音楽に触れる機会を提供しています。

菊川氏は「この機会を通して、音楽を愛するかんぽ生命の社員の方々にも、演奏会への参加やボランティアとしての関与を検討していただければ光栄です」と述べ、音楽に対する情熱が広がることに期待を寄せています。

これからもエル・システマジャパンの活動は、子どもたちの未来を灯すための重要な一端を担い続けるでしょう。

詳細な情報は、エル・システマジャパン公式サイトや、コモンズ投信およびかんぽ生命のプレスリリースからも確認できます。


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