長崎県佐世保市に本社を置く株式会社ジャパネットホールディングスが、自社で初めて出資した映画『長崎-閃光の影で-』のワールドプレミアを7月6日の日曜日、長崎市のHAPPINESS ARENAで行うことが発表されました。イベントには、主演を務める菊池日莱子さん、小野花梨さん、川床明日香さんの主要キャスト3名に加え、松本准平監督も登壇し、映画に関するトークセッションが行われる予定です。
本作は、7月25日から長崎での先行公開が始まり、全国公開は8月1日から予定されています。これに先駆けてのワールドプレミアは、映画をいち早く観られる特別な機会となります。さらに、このイベントは長崎の原爆の歴史を直視し、平和について考えるきっかけとして無料で開催されるところも大きな魅力です。
HAPPINESS ARENAでは、かつて兵器工場であった場所で映画上映イベントが行われることは歴史的な意義があります。特にこの場所で、原爆を扱った作品が上映されることには、深い意味が込められていると言えるでしょう。映画の内容に触れることで、参加者が戦争の悲劇や平和の重要性について改めて思いを巡らせることができる、そんなイベントになることを願っています。
主要なキャスト3名の登壇とともに、松本監督とのトークセッションも予定されており、参加者は映画制作にまつわる興味深いエピソードや心配りを聞くことができる貴重な機会となります。これからのさらなる活躍が期待される彼女たちの生の声を是非とも聞いてみたいものです。
HAPPINESS ARENAは、音響設備やモンスタービジョンなど最新設備が整っているため、映画館とは異なる迫力と臨場感を味わえます。大型のスクリーンで迫力ある映像を体験できることが、このイベントのもう一つの魅力です。映画の舞台ともなった長崎の地で、その土地に根ざした特別な思いを持ちながら映画を観ることで、観客に深い感動を与えることでしょう。
映画『長崎-閃光の影で-』について
本作は、1945年に原爆が投下された長崎を舞台に、看護学生たちがその過酷な運命にどのように立ち向かっていくかを描いた作品です。看護学生のスミ、アツ子、ミサヲは、空襲による休校のため長崎に帰郷したところ、原爆投下という歴史的事件に直面します。そして彼女たちは、救える命を求め、奮闘する姿が描かれます。原爆被爆者を支えた看護師たちの実際の体験を基にしており、観客に強いメッセージを届けることが期待されます。
2024年には核廃絶を訴えた日本被団協がノーベル平和賞を受賞するなど、今まさに必要とされるテーマが描かれているこの映画は、過去の記憶を未来に繋いでいく重要な作品でもあります。
今回のワールドプレミアは、映画『長崎-閃光の影で-』のメッセージをより多くの方に伝えるための素晴らしい機会です。このイベントを通じて、参加者が平和について考えるきっかけになることを期待しています。
概要
- - 開催日時: 7月6日(日)13:30開場、14:30開演
- - 会場: HAPPINESS ARENA(〒850-0046 長崎県長崎市幸町7−1長崎スタジアムシティ内)
- - 参加費: 無料(事前申し込みが必要)
詳細については、公式サイトをご覧ください。
公式サイト