HYTが誇る新作、T1 チタンギョーシェが限定8本で登場

HYTの新作：T1 チタンギョーシェ

HYTは、T1コレクションの最新作「T1 チタンギョーシェ」を発表しました。この新モデルは、世界で僅か8本限定で、現代の流体式機械時計製造技術に、数世紀前から続くギョーシェ彫りを取り入れた特別な逸品です。ギョーシェ彫りは、その精巧で美しい模様により時計の華やかさを引き立て、時間を感じさせる整然としたデザインが特長です。

ギョーシェという言葉は18世紀後半のフランスに由来し、技師「ギヨ」に因んでいると言われています。この技法の魅力は、時間の流れを彫り込まれた金属の表面で表現するところにあります。古くからの技術ですが、現代の時計製造でも高い評価を受けています。HYTでは、ブルーコーティングの真鍮文字盤に手作業のギョーシェ彫りを施すことで、過去と現在を見事に融合させています。

職人技の重要性

ギョーシェ彫りには時間と高度な技術が要求され、職人は古典的な工具を駆使して金属に模様を彫り込んでいきます。刃の圧力を微調整することで、さまざまな仕上がりが生まれ、作品ごとに異なる輝きを放ちます。HYTのCEO、ヴァへ・ヴァーツベッド氏は「2024年のT1シリーズの登場は、HYTにとって重要な一歩」と語っており、その魅力に強い思い入れを示しています。コレクションの中で特に価値が高いのが、今回発表されたT1 チタンギョーシェです。

デザインの美しさ

この新モデルのブルーの文字盤には三つの異なる模様が刻まれており、活気に満ちた装飾が施されています。分針とパワーリザーブ表示のサブダイヤルは、サンレイ模様であり、読みやすさだけでなく、視覚的な美しさも与えています。アラビア数字のフランジには、ストレートなラインが加えられ、時計全体が洗練された印象に仕上げられています。

新しい技術とデザイン

T1 チタンギョーシェは、その名にある「T」が「伝統」を意味しており、HYTが伝統的な技術を追求し続ける姿勢が表れています。新世代のこのモデルは、特に人間工学に基づいたデザインが際立ち、45.3mmのケースはバランスが良く着用しやすい仕上がりです。また、リューズは腕に跡が残らない設計が施されています。

流体時計の革新

流体による時間表示は、HYTの代名詞であり、T1 チタンギョーシェでもその技術が生きています。このモデルでは、キャピラリーチューブが6時位置に配置され、内部のブラック流体が哺乳瓶のように往復することで時間を示します。ユニークな機構により、時計の視覚的および機能的な特性が引き立てられています。

最後に

T1 チタンギョーシェの販売価格は税込14,410,000円で、8本の限定モデルです。特別なストラップが付属しており、ファッションに合わせたスタイリングを楽しむことができます。このユニークな時計は、伝統とイノベーションの出会いを見事に体現していると言えるでしょう。HYTの新たな挑戦をぜひチェックしてみてください。