アートとファッションが交差するブランド[announ]の魅力
障がい者のアートが新たなファッションシーンを切り開く。クオリティー株式会社が運営するアパレルブランドANNOUNは、その魅力的なセカンドブランド[announ](スモールアンノウン)を発表し、2025年夏に向けたコレクションの展示会を開催する。
[announ]が目指すもの
[announ]は、就労事業所アトリエ・アンノウンで働く障がいを持つアーティストたちが描いた絵画を中心に据えたデザインを展開する。彼らの作品は、自由な発想と多様性に溢れており、それがファッションとして形を持つことで、新たな価値が生まれる。今回は、2025年SUMMER COLLECTIONの展示が行われ、個性豊かな原画が集まる。
開催日程とアクセス
展示会は、2025年7月5日と6日の2日間、埼玉県草加市にあるアトリエ・アンノウンⅢ草加SHOW ROOMで行われる。どなたでも気軽に訪れることができ、様々なアート作品とそれにインスパイアされたアイテムを楽しむことができる。展示時間は10:00~17:00。駐車場には限りがあるため、公共交通機関の利用を推奨する。
2025 SUMMER COLLECTIONの見どころ
今回の展示では、Tシャツ(¥3,300税込)、ロングスリーブT(¥4,400税込)、フラットトートバッグ(¥1,650税込)、インテリアアート(¥2,750税込)など、100点以上の作品が並ぶ。中でも、アーティストの独自の視点で描かれた原画から生まれたアイテムは、ファッションとしてだけでなく、アートとしての価値も兼ね備えている。
障がい者とデザイナーのコラボレーション
[announ]は、障がいを持つアーティストの個性を尊重し、彼らの作品にデザイナーの視点を加えることで、全く新しい形のプロダクトを生み出している。このコラボレーションは、障がい者の社会参画を促進し、彼らの自立を支援するものであり、ただのファッションブランドではなく、社会貢献をも掲げた事業形態と言える。
アトリエ・アンノウンの役割
アトリエ・アンノウンは、障がい者がアートを通じて自らの存在を表現する場所でもある。ここで描かれたアート作品は、未知の可能性を秘めており、ブランドとアーティストの新たな関係を築く場となっている。今後も、アートとデザインが共鳴する新たな製品が生まれ続けることだろう。
最後に
新ブランド[announ]は、障がい者のアートがファッションに新しい風を吹き込むことを証明する存在である。展示会に足を運ぶことで、その魅力を直接感じ、応援することができる。アートがもたらす感動と、それを支える社会の仕組みを体験する機会を見逃さないようにしたい。
興味のある方は、ぜひ会場へ足を運ばれ、一緒に新たなアートとファッションの可能性を感じてみてはいかがだろうか。