プチョン国際ファンタスティック映画祭が再びやってくる!
2025年7月上旬に開催される「プチョン国際ファンタスティック映画祭」は、ジャンル映画の世界的な注目を集めるイベントです。この映画祭の併設企画、特に「NAFF It Project」が話題となっています。主催する特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省の支援を受け、国際的な映画制作の機会を提供することを目的としています。
NAFF It Projectの目的とは?
「NAFF It Project」では、世界中から応募された映画企画の中から厳選された約20企画が選出されます。このプログラムに参加することで、プロデューサーと監督は、国際的な出資者や映画祭プログラマーと直接対話できる貴重な機会を得るのです。これにより、国際共同製作や資金調達への道が開かれることを期待されています。
昨年度の成功事例
2024年の「NAFF It Project」では、多くの企画が注目を浴びました。例えば、吉田大八監督による『BAIT』は、TAICCA Awardを受賞し、現在も企画開発中です。また、村上リ子監督の『押しボタン症候群』もAsian Discovery Awardを受賞し、国際共同製作のためにプロデューサーがさまざまな国際イベントに参加しながら、脚本の作成を進めています。
ジャンル映画の魅力
「ジャンル映画」とは、ファンタスティック系映画を指し、エンターテイメント性が高い多様なジャンルが特徴です。ホラーやファンタジー、SF、スリラーなど、さまざまな非日常的なテーマが盛り込まれています。プチョン国際ファンタスティック映画祭は、シッチェスやブリュッセル、ポルトなど世界各地の映画祭と並び、アジアにおけるジャンル映画の重要な拠点として知られています。
「NAFF It Project」のエントリーについて
2025年の「NAFF It Project」は、7月上旬のプチョンで開催されます。応募資格を満たす企画を2企画募集しており、選考結果は5月に発表されます。参加条件には、プロデューサーと監督の宿泊施設の提供や往復航空券の支給など、映画祭側からのサポートが用意されています。
【申し込みの詳細】
・応募締切は2025年4月15日(火)
・申し込み方法や条件は、公式サイトで確認できます。興味のある方はお早めにエントリーしてください。
最後に
「プチョン国際ファンタスティック映画祭」と「NAFF It Project」は、参加する全ての制作者にとって、グローバルな視野を持った作品づくりへのステップアップを図る絶好の機会です。皆様の積極的なご参加をお待ちしております!