安田淳一監督の名作がリバイバル上映決定!
映画ファンの皆さんに朗報です。安田淳一監督が手掛けた名作映画『侍タイムスリッパー』、『ごはん』、そして『拳銃と目玉焼』の全3作品が、2023年8月22日(金)からリバイバル上映されることが発表されました。この貴重な機会を逃さず、再び安田監督の世界を体験できるチャンスをぜひお見逃しなく!
映画『ごはん』の魅力
特に注目したいのが、ヒューマンドラマとしての深みを持つ『ごはん』です。この映画は、安田監督が自身の米農家としての経験と苦悩を基に描いた作品であり、四年間の歳月をかけて完成されました。高齢化や後継者不足、さらには経済的な厳しさといった日本の米作りの現実を、美しい水田風景と共に描くという、深いテーマを持った作品です。
農業の現状に迫る
安田監督は、映画を通じて日本の米作りの現状について真摯なメッセージを発信しています。最近行われた日本外国特派員協会での記者会見においては、「日本の米作りは国の政策に振り回され、現在の状況を生み出してしまった。このままでは日本の農家が生き残れないのが現実です」と語りました。農業には多くの困難が伴い、安田監督自身もその厳しさを実感しています。
彼が実際に作っている田んぼでも、経済面での赤字がありながらも、「日本の主食であるお米を守る」という強い信念を持ちながら日々努力を続けています。
映画としての社会的意義
『ごはん』は単なる映画ではありません。この作品は日本の農業が抱える現実を映し出し、数々の社会的な問題を考えるための重要な材料となります。観る者に深いメッセージを届けることができる、貴重なヒューマンドラマなのです。
リバイバル上映の詳細
リバイバル上映は、全国にて以下の日程で行われる予定です。特に、阿佐ヶ谷のMORCや横浜のシネマ・ジャック&ベティでは、監督と主演による舞台挨拶が予定されています。ファンにとってたまらない機会ですね。
- - 8月22日~28日: 阿佐ヶ谷 MORC(8月23日 舞台挨拶あり)
- - 8月23日~29日: 横浜 シネマ・ジャック&ベティ(8月23日 舞台挨拶あり)
- - 8月29日~9月4日: キネカ大森(8月29日 舞台挨拶あり)
また、全3作品を同劇場でご覧いただくことで、オリジナル缶バッジのプレゼントも実施されるようです。ファンには嬉しい特典となっています。
監督手作りの新米をプレゼント
さらに、安田監督自らが手がけた新米300gが、Blu-rayの先行予約者300名にプレゼントされるキャンペーンも実施されます。この機会にぜひ予約してみてはいかがでしょうか。
このリバイバル上映を通じて、より多くの人に安田監督の作品への理解が深まることを願っています。これからの日本映画の未来を考える上でも、彼の作品は非常に重要な位置を占めていると言えるでしょう。安田淳一監督の映画を劇場で観て、そのメッセージを直接受け取ってみてください。