滋賀の新アリーナ
2025-04-30 12:42:45

滋賀県に音楽・スポーツ拠点となる新アリーナ建設へ

滋賀県に新たなエンタメアリーナ建設計画始動



公益財団法人「滋賀レイクスターズ」は、滋賀県に音楽やスポーツ、国際会議などを融合させた新しいアリーナの設立に向けた準備室を設置しました。この新アリーナのスローガンは「つくろう!滋賀の夢☆エンタメアリーナ」。

民設民営による地域活性化



計画では、滋賀県内に初めてとなるエンタメアリーナが建設される見通しです。収容人数は6,000人から8,000人を予定しており、年間100日間の興行を通じて、50万人から60万人の集客を目指します。これにより、地域活性化の大きな起爆剤となることが期待されています。特に、集客性を重視し、自然に人々が集まる「スマートベニュー」としての役割を果たすことが求められています。

現在、準備室は広報活動を本格化させており、アリーナ建設に関する公式WEBサイトやX(旧Twitter)アカウントを開設しました。これにより、地域の人々に情報を発信し、関心を持ってもらうことを目指しています。

全国で進行するアリーナ建設ラッシュ



全国的にエンタメアリーナの建設が進んでいます。沖縄、群馬、千葉、長崎などでは既に稼働しており、2025年には神戸にGLIONアリーナがオープンする予定です。また名古屋や京都でもさらなる計画が進行中で、今後4〜5年間で20近いエンタメアリーナが誕生すると見込まれています。その中で約半数が「民設民営」となる見込みです。

滋賀のニーズに応えるアリーナ構想



滋賀県内では既に競技用アリーナが整備されていますが、エンタメアリーナはこれまで存在しませんでした。しかし、2,000人から5,000人を集客できるイベントが増えていることを考えると、その需要は高まっています。現在、候補地の選定も進めており、アクセス環境や事業運営の持続可能性を重要視しています。特に、地域住民の参加を促し、アリーナに対する応援の輪を広げたいとの思いから、「民設民営」という形で進められています。

年間イベントの種類



計画されている年間100イベントの内訳は以下の通りです:

  • - 音楽イベント:20〜40日間の予定で、コンサート需要に応じた客席設計が行われ、イベントの誘致を積極的に進めます。
  • - スポーツイベント:30〜50日間の計画で、地域のバスケットボールチーム「滋賀レイクス」やバレーボールチームの勝利を後押しする環境を整えます。
  • - MICE関連:10〜20日間で、展示会や地域発の独自イベントを企画し、幅広い利用を目指しています。

未来を築くアリーナの実現に向けて



今後1〜2年内に候補地選定を含む事業計画を完了させ、運営会社の設置を進める予定です。このプロジェクトは地域の人々の参加意識を引き出しながら、多様なアイデアを集めることが大事です。また、利用者へ寄付を募る「アリーナ基金」の設立も計画中です。

過去の滋賀レイクスターズの設立時と同様に、必要性を訴え、賛同を得ることで、皆が求める施設の実現を目指します。共に「夢のアリーナ」を作り上げ、長期にわたり滋賀の地域貢献を果たせることを信じています。


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