セイコーウオッチ株式会社が、新たに<キングセイコー>VANACシリーズから3つのチタンモデルを発表しました。これらの時計は、力強い輝きと軽やかな着け心地を兼ね備えており、2023年7月10日(金)に発売されます。また、希望小売価格は473,000円(税込)。
VANACシリーズの歴史
<キングセイコー>のVANACは、1972年に発売され、その独特なデザインで注目を集めました。このシリーズは、鮮やかな色使いや斬新な多面形状が特徴です。2025年には、50年以上の時間の中で受け継がれた「VANAC」の精神をもとに、新たな段階に進化した現代版が登場します。
デザインのコンセプトは「Tokyo Horizon」。東京の広がる地平線をイメージしており、ケースとブレスレットにその情景を反映させています。ケースの形状は、金属の塊からダイナミックに削り出されたもので、美しい印象を持ちながらもベゼルのないデザインが特徴です。その結果、優雅な雰囲気を醸し出し、ブレスレットとは滑らかに繋がっています。また、ブレスレットは美しい水平ラインを意識して設計されています。
精巧なダイヤルデザイン
ダイヤルのデザインにも細部にこだわりが感じられます。1970年代のVANACを意識したインデックスリングは立体的なデザインで視認性を向上させています。12時の位置には「VANAC」の頭文字を模したシルエットも施され、独特の個性を演出します。
技術的な特色
これらのモデルにはチタン素材を使用しており、軽量でありながらも堅牢性を兼ね備えています。チタン特有の落ち着いたグレーの色調が美しい鏡面仕上げとヘアライン仕上げによって際立つデザインとなっており、光を受けるごとに強く輝き、洗練された存在感を放ちます。
軽さを求める方にもうってつけの素材であり、つけていることを忘れるほどの軽快さを誇ります。また、ブレスレットにはワンプッシュ三つ折れ方式を採用し、簡単に着脱できるだけでなく、しっかりとしたホールド感も実現しています。アクティブシーンでも安心して使えるようになっています。
メカニカルムーブメント
搭載されるキャリバー8L45は、セイコーの商業用メカニカルムーブメントの中でも特に安定した精度を誇り、日差±10秒から-5秒の性能を持っています。また、約72時間のパワーリザーブを実現し、ダイバーズウオッチにも対応可能な堅牢性があります。美観にも配慮され、裏蓋からは美しい波目模様が見えるデザインです。
東京の情景を表現するカラー
今回のモデルのダイヤルカラーは、東京の情景からインスピレーションを受けた3色で展開されています。それぞれ「薄明の静かなる地平線」「無機質で都会的な高速道路の構造美」「東京の夜を駆け抜ける風」を表現したもので、パープル、グレー、ブラックの色合いが魅力を深めています。
まとめ
1961年に誕生した<キングセイコー>は、国産機械式腕時計の進化の先駆けとして、1960年代に大きな注目を集めました。その名にふさわしい性能とデザインを持ち続ける<キングセイコー>は、ハイエンドメカニカルウオッチブランドとして再びその魅力を放っています。新作の<キングセイコー>VANACチタンモデルは、洗練されたデザインと卓越した技術を兼ね備え、多くの時計ファンに愛されることでしょう。今後の展開にも大いに期待が寄せられます。