イミディエイト ファミリー
2026-06-20 13:26:20

映画『イミディエイト ファミリー』が描く西海岸音楽の背後に潜む家族の物語

映画『イミディエイト ファミリー』が描く音楽の裏側



米ウエストコースト・サウンドを華々しく支えたセッション・ミュージシャンたちについて描いたドキュメンタリー映画『イミディエイト ファミリー』が、2023年6月19日(金)から劇場公開されます。この作品は、名曲の裏側で活躍した彼らの軌跡を追い、音楽を通じて彼らが結んだ絆を明らかにしています。

ウエストコースト・サウンドの英雄たち



本作は、人気アーティストのジェイムス・テイラーやキャロル・キング、リンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウンなど、ウエストコースト・サウンドの背後にいるセッション・ミュージシャンたちに焦点を当てています。ダニー・コーチマー(ギター)、ワディ・ワクテル(ギター)、リーランド・スクラー(ベース)、ラス・カンケル(ドラム)の4人の技能と彼らがどのように名曲を創り出していったのかが、他のミュージシャンや関係者の証言とともに描かれています。

トークイベントの熱気



初日には、恵比寿ガーデンシネマで特別トークイベントが開催され、観客と共に映画を楽しむ機会となりました。トークに登壇したのは、カントリーシンガーのKEIKO WALKER氏、音楽ライターの白井英一郎氏、通訳としても知られる前むつみ氏の3名。彼らは、司会の笹峰愛氏と共に、劇中のエピソードを交えながら、作品に込められた音楽の魅力を熱く語りました。

トークの中では、まずラス・カンケルについての話が始まり、KEIKO氏はそのスネアの音やタイミング、スティックの落ち方の素晴らしさを語りました。また、白井氏は1979年のリンダ・ロンシュタットの来日公演を振り返り、ラスのドラム音がもたらした特別な体験を懐かしむ様子を見せました。

前氏は、1980年のジャクソン・ブラウンの武道館公演に触れ、ラスのドラム音に感動した思い出を語り、時代を超えた名曲たちへのリスペクトを表しました。このセッション・ミュージシャンたちが持つ絆や互いの協力が、どれほど音楽に影響を与えてきたかを熱弁し、観客たちに感動を与えました。

音楽の魅力と作品の見どころ



次に、登壇者たちは他のメンバーに話題を広げました。白井氏は、過去に行われたドラマーとベーシストのランキング企画で、ラス・カンケルとリー・スクラーを挙げたエピソードを披露。また、映画の中でワディ・ワクテルが演奏するスティーヴィー・ニックスの楽曲『エッジ・オブ・セブンティーン』の制作秘話についても触れ、観客にこの映画の魅力を訴えたのです。

さらに前氏は、ダニー・コーチマーのTシャツを着て登壇し、彼の演奏するシーンや、彼ら4人が築いた『ファミリー』の絆について語りました。セッション・ミュージシャンとしての仕事を超えた友人としての関係が、音楽史にどれほど重要だったかということが、観客に理解されました。

この映画には、キャロル・キングやジェイムス・テイラーの名曲を含む、全98曲も使用されていて、視聴者は音楽の歴史を感じながら、当時の思い出話を聞くことができます。特に前氏は、「本人たちが今もその時を思い出し、語り合っている姿を見ることができて嬉しい」と述べ、映画の魅力を強調しました。

特別映像と今後の予定



公開を記念して、デヴィッド・クロスビーによるビートルズのコンサートに関する特別映像も解禁されました。彼が語る秘話は、ビートルズ伝説の重要さを感じさせるものです。また、トークゲスト登壇付きの上映イベントが今後も行われる予定ですので、映画を観る機会を逃さないでください。

映画『イミディエイト ファミリー』は、様々な劇場で好評上映中です。音楽の歴史を感じられるこの作品を、ぜひお見逃しなく!


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