新作シネマ歌舞伎『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』予告編解禁!
歌舞伎を映画館で楽しむ「シネマ歌舞伎」シリーズの最新作『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』の予告編が9月22日(月)17時に解禁されました。この新作は、劇団☆新感線の名脚本家・中島かずきが手がけ、演出は劇団☆新感線のいのうえひでのりが行っています。松本幸四郎と尾上松也が、それぞれ主演を務める「幸四郎版」と「松也版」の2つのバージョンが連続して公開されるのも大きな魅力です。
予告編の内容
解禁された予告編では、主人公・ライが妖しい朧の森で魔物に力を授けられ、欲望に溺れていく様子が描かれています。ライは底知れぬ欲望に囚われ、人々を狡猾な手法で欺きながら王座を狙う姿が描かれ、その危険な魅力が観客の心を掴みます。この主人公が辿る栄光への道筋が気になるところです。
さらに、アクション満載で疾走感のある映像が盛り込まれており、シェイクスピアの悪役・リチャード三世にインスパイアされたキャラクターが、どのように描かれるのかも注目です。幸四郎が演じるライと松也が演じるライ、それぞれの味わいの違いも予告編舞台で楽しむことができます。
役者の魅力
松本幸四郎は歌舞伎俳優として初めて劇団☆新感線に参加し、数多くの名舞台を経験してきました。「阿修羅城の瞳」や「髑髏城の七人<アオドクロ>」での主演を通じて観客の心を掴んでおり、今回の作品でもその存在感が期待されます。一方、尾上松也は、幸四郎に憧れ続けてきた若手歌舞伎俳優であり、劇団☆新感線☆RS「メタルマクベス」disc2でも主演を果たしています。この二人が奏でる競演は、多くのファンの期待を一身に背負うものとなるでしょう。
予告編の上映と特別鑑賞券について
今回の予告編は全5パターン用意されており、9月26日(金)から上映映画館などで順次公開されますのでお見逃しなく。さらに、お得な特別鑑賞ムビチケカードも限定販売中で、一般料金よりも低価格で観ることができます。カードは松本幸四郎版と尾上松也版の2種類が販売され、購入者には特典としてポストカードも支給されます。この機会に二作をセットで鑑賞し、双方の演技を楽しむのも一つの楽しみです。
公開情報
本作の公開日は、幸四郎版が2026年1月2日(金)に、松也版が同年1月23日(金)に予定されています。一般料金は2200円、学生・小児は1500円で、ムビチケは1900円と手頃な価格設定となっています。
ストーリーは、戦乱の世に生きる男・ライの物語。朧の森で魔物に出会い、彼の絶望的な欲望が目覚めていく姿が骨子となっています。ライの宿命がどのように展開されるのか、ぜひ映画館で確認してみてください。
シネマ歌舞伎公式HP
シネマ歌舞伎『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』の公式HPでは、さらなる情報が発信されています。是非そちらもチェックして、公開を心待ちにしましょう。