音楽でつながる
2025-09-18 11:35:51

音楽の力で障がいを超える!ピアノの扉が開く、新たな可能性

音楽のチカラで開く新たな扉



近年、義務教育段階の児童生徒数が10年間で1割減少している中、特別支援教育を受けるお子さまの数は2倍以上に増加しています(文部科学省「特別支援教育の充実について」より)。特に、障がいを持つお子さまたちが「ピアノを習いたい」と望んでも、多くの習い事が受け入れを難しくしている現状があります。

現状の課題



多くの保護者が「他のお子さまと同じように習い事をさせたい」と考えている一方、そのニーズに応える受け皿が不足しています。こうした中、Ami.porte(アミポルテ)は「音楽はボーダレス」という理念を掲げ、下関・茨城・宮城で療育に通うお子さま向けにピアノレッスンを提供しています。

音楽での交流



例えば、Sちゃん(仮名・6歳/自閉症スペクトラム)は、初めてのグループレッスンで部屋の隅に座り込み他の子どもたちとの関わりを避けていました。しかし、音楽が始まると自然に体がリズムに反応し、周りの子どもたちが「一緒にやろう!」と声をかけました。Sちゃんは戸惑いながらも小さく頷き、輪に加わりました。教室全体の空気が柔らかくなり、彼女の楽しそうな姿を見たお母様は涙を流しました。「娘が他の子と関わる姿を初めて見ました。ここでは楽しそうにしています。」

Aくん(仮名・8歳/重度知的障がい)も同様に、お母さまが「うちの子にピアノは無理だと思う」と不安を抱えていたところ、明るいメロディに惹かれ、鍵盤に手を伸ばしました。すると、Aくんは輝くような表情でピアノを弾き始めました。お母さまは驚きと喜びの涙を流し、「他の教室では難しいと言われて断られてきましたが、ここではこんなに笑顔で弾けて…」と語りました。

「教える」から「引き出す」へ



Ami.porteでは「教える」ことに重点を置くのではなく、“引き出す”指導を大切にしています。レッスンは基本的に「子どもは子どもの時間、親は親の時間」と設計されているため、親御さんは普段の疲れを軽減しながら安心してお子様を預けられます。このように、お子さんが音楽の世界に没頭できる環境を提供することで、双方にとって心のリフレッシュになるのです。

校舎での個別サポート



代表の神野は「音楽の前に境界線はない。どんなお子さんにも“できる”瞬間がある。その扉を開き続けることが私たちの使命です」と語ります。Ami.porteは、地域や家庭に新しい学びと文化活動の形を提供することを目指しています。

会社概要



  • - 社名: Laboratous株式会社(本社: 長野県長野市)
  • - 代表: Ami.porte代表 神野 由香(山口県下関市)
  • - 事業内容: ピアノ教室「Ami.porte」、幼児英語「プリトーン」、療育中のお子さまも通えるピアノ体験など
  • - 創設: 2003年(全国約30拠点)
  • - 理念: 音楽はボーダレス

お問い合わせ先


Laboratous株式会社
長野県長野市東和田842 CORE OFFICE 301号室
メール: [email protected]
電話: 026-217-5723
Ami.Porte公式ウェブサイト
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