シンデレラの魅力
2025-02-19 00:08:27

映画館で体感するロイヤル・バレエ『シンデレラ』の魅力を徹底解説!

映画館で体感するロイヤル・バレエ『シンデレラ』の魅力



2024年2月21日(金)、映画館でロイヤル・バレエの名作『シンデレラ』が公開されます。この作品は、英国ロイヤル・オペラ・ハウスにおける舞台を映画館で楽しむ新たな試みの一環で、2024/25シーズンには改めて全10作品が上映されることが決定しています。

映画館での新しい楽しみ方



今シーズンから、タイトルは『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ2024/25』に変更され、バレエとオペラのそれぞれ異なる魅力を一つの映画館で堪能できる機会が提供されています。
映画館ならではの迫力の音響と大画面で、本物の舞台を観る感覚を味わうことができるのは、観客にとって非常にユニークです。この令和の時代に、伝統的な舞台芸術が新しい形で私たちのもとにやってくるのは、まさに魔法のような体験です。

シンデレラ役 金子扶生の魅力



この『シンデレラ』では、日本人ダンサー・金子扶生が主人公のシンデレラ役を演じます。金子は2021年からプリンシパルに昇進し、次々と重要な役を任されるようになり、今やロイヤル・バレエの象徴的存在となっています。舞踊評論家の森菜穂美氏も、「金子の演技力は華やかさと精緻な技術を兼ね備えており、物語の中にしっかりと溶け込んでいます」と高く評価しています。彼女の演技は、まさに等身大のヒロインを映し出しているといえるでしょう。

もちろん王子も見逃せない



シンデレラのパートナーとなる王子役を演じるのはウィリアム・ブレイスウェルです。彼もまた、この役にじっくりと共鳴し、温かみのある王子を表現しています。金子とのクラシカルなパ・ド・ドゥは、二人の息の合ったパフォーマンスが観る者を引き込むでしょう。

義理の姉たちのユーモアのある演技



また、シンデレラの義理の姉たちも独特な存在感を放っています。森氏は、義理の姉たちを演じる男性ダンサーが、英国伝統のパントマイム劇の要素を盛り込んでユーモア満載のパフォーマンスを披露することを強調しています。彼らの振る舞いは、シンデレラとの関係性をより豊かに色付けており、物語の幅を広げています。

日本人ダンサーの活躍



本作には他にも実力派の日本人ダンサーが参加しており、注目を集めています。若手ソリスト・五十嵐大地は道化役を見事に演じ、驚異的な跳躍力で観客を魅了します。また、夏の精を演じる佐々木万璃子は、その情感豊かな表現力が観客の心に響き、夏の気だるさを感じさせてくれます。こうした日本人ダンサーたちの活躍も、ぜひ目時していただきたいポイントです。

フィナーレとその余韻



ロイヤル・バレエ『シンデレラ』は、プロコフィエフによる美しい音楽と共に、ファンタジックな舞台装置、華麗な衣装、魅惑的な登場人物たちが織り成す物語が展開します。特に、楽しい舞踏会のシーンは一見の価値があります。心温まるハッピーエンドには、誰もが幸せな気持ちで作品を後にすることでしょう。

まとめ



この貴重な機会を逃さず、ロイヤル・バレエ『シンデレラ』を映画館で体験してみてください。2月21日から全国のTOHOシネマズで1週間限定公開されるので、是非お見逃しなく!

【作品情報】
振付: フレデリック・アシュトン
音楽: セルゲイ・プロコフィエフ
映画公式サイト: ロイヤル・オペラ・ハウス公式
配給: 東宝東和

上演時間:3時間6分


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