映画監督三池崇史が審査長を務める『26秒のカーニバル』開催
関係者間の創作熱を呼び起こすべく、映画監督の三池崇史が審査をつとめるショート動画コンテスト『26秒のカーニバル』の第6回が、このたび5月15日より作品募集を開始します。このコンテストは、映像制作の楽しさを幅広い参加者に体験してもらうことを目的としており、全国からの応募が期待されます。
今年のテーマは『恋』
今回のコンテストテーマは「恋について思うこと⋯」です。恋愛の様々な瞬間や感情を、たった26秒の映像で表現することが求められます。初恋の甘酸っぱい記憶から、失恋の痛み、さらには不思議な存在への恋心まで、「恋」に対する思いや解釈は無限大。観る側に共感を呼び起こすような作品が集まることを期待しています。
賞金と新設された学生賞
今回のコンテストでは、金賞、銀賞、銅賞それぞれに10万円の賞金が授与されるほか、入賞作品にも5万円が与えられます。新たに設けられた「学生賞」では、未来を担う若い映像クリエイターへ自己表現の機会が提供されます。学生ならではの視点や創造力がこの舞台で大いに発揮されることを楽しみにしています。
応募の流れ
応募するには、まず自身のショート動画を撮影し、その動画を限定公開の形でYouTubeにアップロードします。その後、応募フォームにURLを記入して申し込む仕組みです。作品は未公開であることが条件で、他人の権利を侵害しないことが求められます。撮影や編集の方法は自由で、生成AIの利用も許可されています。
映像制作の本質を再考
三池監督は「26秒で人生を変えることができるのか?」という問いを提示する中で、映像制作の本質を見直し、プロ・アマを問わず、全てのクリエイターの参加を歓迎しています。エンターテイメントと表現の場を提供し、映像制作における新たな可能性を追求するコンテストとして、多様な才能やアイデアの発掘を目指し続けています。
応募期間と結果発表について
応募の締切は8月17日まで、審査は8月下旬から9月上旬にかけて行われ、最終的な受賞者の発表は9月中旬を予定しています。参加者には、各所での問い合わせが行われることもあるようです。
次世代クリエイターの登竜門としての役割
三池監督は、若い才能に対して失敗を恐れず思い切り表現してほしいと願っています。彼は「学生賞を通じて、次世代の映像クリエイターたちが自分の声を社会に届ける第一歩をサポートします」と述べ、未来の映像表現者に対する期待を語っています。
是非この機会に、あなたの独自の映像表現を『26秒のカーニバル』に応募してみてください。三池崇史監督があなたの世界を楽しみに待っています。