富山大学生が立ち上げた地域ブランド「トヤママーケット」が法人化
富山県富山市を拠点に、一般社団法人として新たな一歩を踏み出した「トヤママーケット」。このプロジェクトは、富山大学の学生サークル「富山大学マーケティング研究会」から誕生し、地域の魅力をデザインで表現することを目指しています。2026年2月に法人化されたこの活動は、今後の地域社会への貢献や若者とのつながりを深める新たな試みとして注目されています。
法人化に込められた想い
「トヤママーケット」は、2025年4月に「デザインの力で富山を元気にしたい」という理念のもとに設立されました。これまで学生たちは、富山の独自の文化や風景を題材にしたオリジナルTシャツやステッカーを制作し、地域のイベントに参加することで、日常生活の中で地域への愛着を育む文化の形成に取り組んできました。法人化の背景には、これまでの学生活動を地域に根ざした持続可能な事業へと進化させるという強い意志があります。
富山大学との連携による新しいカレッジウェア
法人化を機に、トヤママーケットは富山大学との商標使用許諾契約を締結し、大学公認のカレッジTシャツを展開する計画も発表されました。このプロジェクトでは、学生自身の視点を反映させたデザインが取り入れられ、使いたくなるカレッジウェアを目指しています。これにより、学生たちが自らのアイデンティティを表現する場を提供し、より多くの人々に富山の魅力を伝えることが期待されています。
第1弾商品販売の取り組み
2026年7月1日には、トヤママーケットの第1弾として「くまざわ書店マルート店」での販売が開始される予定です。また、大学祭や地域のイベントに参加し、多様な販売チャンネルを通じて、オリジナルTシャツを手に取ってもらう機会を増やしていく計画です。これにより、地域住民や外国からの訪問者との直接的な交流を生み出し、地域ブランドとしての認知度を高めていくでしょう。
地域の価値をデザインで可視化
トヤママーケットは地域の魅力を再発見し、デザインを通じて可視化することを重視しています。富山の文化や地域資源をモチーフにしたオリジナルグッズを企画・販売し、地域ブランドの確立を目指します。さらには、株式会社就活ラジオとの連携により、企業の魅力を学生の視点で再編集し、若年層への情報発信を強化していく方針です。
未来につながる展望
トヤママーケットは、単なる商品販売にとどまらず、人と地域との「関係づくり」に重きを置いた地域ブランドの構築を進めます。これからも、学生が卒業後も地域にコミットし続けるような関係性を生み出し、参加型の地域ブランドを形作るために努力していくでしょう。将来的には常設店舗の開設も検討しており、地域のクリエイターや企業との「共創拠点」として機能することを目指します。
トヤママーケットの取り組みを通じて、地域の新たな価値が創造され、学生たちが誇れる持続可能なブランドの形成が期待されます。