映画アーカイブの未来
2026-04-03 12:22:02

映画資料運用の未来を探る「全国映画資料アーカイブサミット2026」の報告

全国映画資料アーカイブサミット2026の開催報告



2026年1月23日、国立映画アーカイブが主催する「全国映画資料アーカイブサミット2026」がZoomでオンライン開催されました。これは「令和7年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業」の一環として行われ、今年で7回目を迎える重要なイベントです。当日は220名の参加者が集まり、映画資料のアーカイブの重要性と未来に向けたアプローチについて議論が繰り広げられました。

サミットの開催概要



サミットは13:00から17:00まで行われ、その内容は多岐にわたりました。特に映画資料アーカイブに関するケーススタディや著作権のセミナー、アニメーションデータベースについての発表などが行われ、参加者たちはそれぞれの分野での最新の動向を学びました。

プログラムの詳細



1. 第1部:報告
アーカイブ中核拠点形成モデル事業の実施概要について。
- 登壇者:佐藤友則(VIPO事務局)
- 時間:約5分

2. 第2部:報告
国立映画アーカイブの映画資料を活用した教育普及事業。
- 登壇者:玉田健太(主任研究員)、宮本法明(研究員)
- 時間:約15分

3. 第3部:セミナー
デジタルアーカイブ構築における著作権について。
- 講師:数藤雅彦(五常総合法律事務所 パートナー弁護士)
- 時間:約56分

4. 第4部:報告
映画資料展の2025年現地報告。
- 1.映画字幕翻訳の仕事─1秒4文字の魔術(鎌倉市川喜多映画記念館)
- 2.川辺弘一映画コレクション展(羽島市映画資料館)
- 登壇者:馬場祐輔、近藤良一
- 時間:約44分

5. 第5部:セミナー
映画資料から生まれた映画『ファントム・ライダーズ』二部作について。
- 登壇者:佐々木友輔(鳥取大学准教授)、杵島和泉(神戸大学大学院生)
- 時間:約20分

6. 第6部:報告
書籍「日本アニメーション映画史」収録作品目録の改訂について。
- 登壇者:松山ひとみ(神戸映画資料館研究員)
- 時間:約21分

7. 第7部:セミナー
海外に広がる日本映画資料―イェール大学図書館の日本映画コレクションについて。
- 講師:アーロン・ジェロー(イェール大学教授)
- 時間:約32分

アーカイブ動画の提供



今回のイベントでは全プログラムが録画され、その映像がYouTubeチャンネルにて公開されています。興味のある方は、実際の議論や発表を通じて知識を深めることができる貴重な機会を活用してください。

アーカイブ構築の重要性



「アーカイブ中核拠点形成モデル事業」では、歴史的かつ文化的価値のある資料が失われないよう、アーカイブ構築への取り組みが強化されています。このイベントを通じて、新たなネットワークを形成し、映画関連資料の保存と活用についてさらに知見を広げる場となりました。

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このサミットは、映画資料の収集や利用を推進するためのネットワーク形成を目指しており、分野全体のアーカイブ構築や共同利用の促進を図るものです。今後も様々な取り組みが進められることが期待されます。

【お問い合わせ】特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)アーカイブ中核拠点形成モデル事業事務局
E-mail: [email protected]


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