人間国宝 志田房子の継承者が舞い踊る
2025年9月12日、東京都渋谷区に位置するセルリアンタワー能楽堂にて、琉球舞踊 重踊流『琉球舞踊 真木の会』が上演されます。この公演は、戦後80年を記念する特別なイベントとして、多くの人々の祈りと祝福が込められた舞台となります。
琉球舞踊の重踊流は、かつての琉球王朝の宮廷文化を基にしており、現在まで数多くの困難を乗り越えてその美しさを保ち続けてきました。特に、志田真木が率いるこの会は、重要無形文化財の保持者である母、志田房子の技術と精神を受け継ぎ、未来へと伝承していく役割を担っています。
志田真木の舞台
この公演では、特別出演として母の志田房子が舞台に立ち、未来に向けたメッセージを届ける予定です。彼女は「琉球舞踊立方」の保持者として、琉球舞踊の本質を正しく表現し、多くの観客に感動を与えるでしょう。
また、地謡には実力派の音楽家たちが名を連ね、伝統を重んじつつも、現代に生きる人々に響くような演出が期待されています。これにより、琉球舞踊の芸術的な価値と、強いメッセージ性が一体となった舞台が実現するのです。
公演情報
公演は、2025年9月12日(金)の18時15分に開場し、19時に開演します。約1時間30分の予定で、終演は20時半を見込んでいます。チケットは、カンフェティを通じて販売中で、価格は以下の通りです。
- - 正面席: 13,000円
- - 脇正面席: 8,000円
- - 中正面席: 8,000円
- - 学生席: 4,000円
全席指定で税込の料金となっています。
公式のチケット購入は、
こちらのリンクから可能です。特に学生席はお得な価格設定がされており、多くの学生にも琉球舞踊の魅力を体験してほしいという思いが込められています。
伝統と革新の融合
琉球舞踊は、ただの伝統ではなく、常に進化を遂げる生きた芸術です。志田真木は、母から受け継いだ技術を基に新しいスタイルを生み出し、観客と共にその想いを共鳴させています。今年の公演は、戦後80年の節目を祝うと共に、過去を振り返り、未来を見据える大切な機会でもあります。
ぜひこの機会に、美しい琉球舞踊の世界を体感し、その魅力に触れてみてはいかがでしょうか。未来を見据えた志田家の舞が、これまでの歴史を架け橋にして、感動的なひとときを提供してくれることは間違いありません。