松任谷由実、初のドローンショーで感動のメッセージ
2025年12月16日、石川県の本多の森 北電ホールで行われた松任谷由実の『THE WORMHOLE TOUR 2025-26』では、特別なサプライズとしてドローンショーが実施されました。この演出は、帰路につくファンに向けたもので、能登半島地震の被災者への応援を込めたものでした。
ドローンショーの感動
松任谷由実の楽曲「acacia」に合わせて行われたドローンショーは、チャリティシングルとして再リリースされた楽曲のMVアニメーションを再現し、彼女の直筆メッセージ「私は、能登を忘れない。」が夜空に描かれました。この美しい演出により、観客の心に深い感動が与えられました。特に、ドローンショーは、ファンがスマートフォンを通じてリアルタイムで音楽を聴きながら楽しむという新しい体験を提供しました。
「acacia」は、2001年にリリースされたオリジナルアルバム『acacia』に収録されている楽曲で、石川県内灘町のアカシアの美しい景色からインスピレーションを受け制作されました。松任谷由実は、この曲を再び世に送り出すことで、復興への願いを込めました。
2024年のインドアドローンショー
ドローンショーは、松任谷由実のライブ「Surf&Snow in Naeba Vol.44」でも注目を浴びました。この時はインドアドローンショーが行われたため、今回の野外でのショーは特に印象深いものとなりました。
松任谷由実の音楽キャリア
松任谷由実は、1972年に荒井由実としてデビューし、2022年にはデビュー50周年を迎えました。彼女は「ひこうき雲」や「春よ、来い」といった数多くの名曲を生み出し、文化功労者としても認められています。6年代連続でオリコンのアルバム1位を獲得したことは、ギネス記録にも認定され、名実ともに日本を代表するアーティストとなっています。
ドローンショー・ジャパンの役割
今回のドローンショーは、株式会社ドローンショー・ジャパンが担当しました。同社は、国内で早くからドローンを用いたショーを事業化し、400回を超える実績を誇ります。大規模なイベントやプロスポーツイベントとのコラボレーションも行い、業界のリーダーとして注目されています。
まとめ
松任谷由実による感動のドローンショーは、多くのファンの心に残る特別な瞬間であり、『THE WORMHOLE TOUR 2025-26』の成功をさらに彩るものでした。このようなイベントを通じて、彼女の音楽がもたらす力強いメッセージが多くの人々に届くことを期待したいです。今後の彼女の活動にも注目です。