人気番組『坂上どうぶつ王国』の感動物語が小説に登場！

大人気テレビ番組の感動ストーリーが小説化

人気テレビ番組『坂上どうぶつ王国』が、待望のノベライズとして5月23日（金）に発売されます。集英社の子ども向け小説レーベルである集英社みらい文庫から、「坂上どうぶつ王国ノベライズ保護犬・保護猫ストーリー」が刊行されることが発表されました。このノベライズは、視聴者から愛されている番組の感動的なエピソードを、子どもたちにも楽しく読める形で提供することを目的としています。

本作は、動物と人間との深い絆を描くバラエティ番組から選び抜かれた6つの物語で構成されています。特に視聴者の反響が大きかった「さかがみ家」にまつわる感動エピソードが中心となっているのが特徴です。坂上忍さんが自身の財産を使い、動物保護に力を入れていることでも知られるこの企画は、多くの人々の心を打ちました。

収録される物語たち

このノベライズでは、以下の6つの物語が収められています：
1. ヤンチャ犬・文太くんのお話
2. 捨て猫をひろった女の子のお話
3. 病とたたかった猫・栄作くんとマックスくんのお話
4. ちょっとぽっちゃりな犬・幸くんのお話
5. 人ギライ猫・ルビーちゃんのお話
6. 愛し愛された犬・コウタくんのお話

それぞれのエピソードは、笑いあり涙ありの体験を通じて、保護犬や保護猫たちの新たな家族との出会いや別れを描写しています。特にヤンチャ犬・文太くんの物語は、彼が新しい家族のもとへ旅立つ感動的な姿を描いています。また、保護猫たちが病と戦うストーリーでは、困難を乗り越える力強さが感じられ、読者に深い感動を与えること間違いなしです。

・ヤンチャ犬・文太くんのエピソードでは、彼の成長と愛情に満ちた生活の様子が描かれ、新しい家族のもとに向かう感動の旅路が感動的です。

・「捨て猫をひろった女の子のお話」では、少女がどのように猫たちを助けようと奮闘するかを描き、読者に優しさと勇気を与えます。

・さらに、FIP（猫伝染性腹膜炎）との闘いを通じて保護猫たちの絆が深まる様子も描かれており、読者に多くの思索を促すことでしょう。

著者の内田八尋さんは、収録されたエピソードを通して、全ての保護犬・保護猫が幸せになることを願いながら、温かみのある筆致で描写しました。独特の視点から描かれる物語は、動物愛護への理解を深める手助けとなることを目指しています。内田さん本人も保護猫活動に積極的に参加しており、その情熱が作品にも色濃く反映されています。

本作の魅力

本書は、ただのフィクションに留まらず、保護動物たちとの実際のふれあいを描いています。登場する犬や猫たちの表情を捉えた場面写真や、特別に撮影されたビジュアルがてんこ盛りです。これにより、読者は物語とともに愛らしい動物たちの姿も楽しめます。

このノベライズを通じて、動物たちの深い絆や、彼らが与える愛情の大きさを再確認できるでしょう。そして、最終章では、坂上忍さんの愛犬、平塚コウタくんの物語を通じて、生命の尊さを感じる感動のフィナーレを迎えます。

動物たちとの出会いや別れを通して、優しく、温かい気持ちに包まれる本書。ぜひ手に取って、心温まるストーリーに触れてみてはいかがでしょうか。発売は5月23日（金）、定価803円で手に入ります。子どもたちにも保護動物への理解を深める大きなきっかけとなることを期待しています。