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大人の悪ふざけの祭典「オーバーザサン」

2025年3月12日、日本武道館にてTBSラジオが送る人気Podcast番組『OVER THE SUN』の特別イベントが盛大に開催されました。このイベントは、「大人の悪ふざけでどこまで行けるのか」というテーマのもと、華やかなレッドカーペットとシャンデリアで装飾された豪華なステージにて実施されました。

開演と同時に、シアターオーケストラトウキョウの音楽が流れ、指揮をとる松村秀明さんの登場に観客から大きな拍手が送られます。大迫力のEarth, Wind & Fireの『September』のイントロに合わせて、パーソナリティーのジェーン・スーと堀井美香がアリーナに姿を現し、会場のボルテージは一気に最高潮に達しました。リスナーの称号「互助会員」を心からねぎらい、二人はメインステージに向かって歩みを進めます。まさに「太陽の向こう側をめざして」というイベントの冒頭にふさわしい盛り上がりでした。

今回のイベントは、配信230回を迎える『OVER THE SUN』の記念行事でもあり、歴史を振り返るルーレットコーナーが設けられました。さまざまなエピソードが詰まった「私たちのオーヘンリー」「整形物語」「ひとり飯チキンレース」など、観客はその様子に大笑い。

また、「私のブルースがくだを巻く」というトークテーマでは、15歳の頃のスーが作詞した「靴とあんた」にメロディをつけて演奏し、ヤマハクラシックギター科講師の木村眞一朗さんのギターと共に歌唱。意外にもその歌詞が笑いを起こす場面もあり、観客は大いに楽しみました。

後半には、再び『マダムうらら』が登場し、彼女の不気味な音楽に乗せて二人に予言を伝えるというギャグも盛り込まれ、観客を驚かせました。その後は、リスナーから事前に募集していた『この5年どうでしたか。近況を教えてください。』というメールを読み上げ、各々の変化に触れることで笑いや涙が溢れました。

スーは互助会員への感謝の気持ちを込めた手紙を朗読し、会場には感動が広がりました。多くの人々が自身の5年間を思い返し、涙をぬぐう様子が見受けられました。スーは最後にプリンセスプリンセスの名曲『M』を歌い上げ、観客は自然と大合唱に。赤いペンライトが揺れ、会場全体が一つになりました。

イベントの最終幕では、堀井が日本武道館での共演を夢見ていた『交響曲第9番』（歓喜の歌）が演奏されました。秋川雅史さんの美声が響く中で、観客は感動の瞬間に包まれました。そして、イベントの終わりに、再び『マダムうらら』が現れ、観客に向けられた謎解きの答えが告げられたのです。

『オーバーザサン』は出入り自由で、誰でも戻れる場所を目指しています。今後も多彩な「悪ふざけ」を繰り広げていく予定です。詳細は公式サイトで配信や情報を確認できますので、ぜひチェックしてみてください。イベントは2023年も継続され、リスナーとともに笑い、共に成長する時間が楽しめることでしょう。

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