「太鼓たたいて笛ふいて」テレビ初放送のご案内
「太鼓たたいて笛ふいて」が、2024年5月25日(日)午後6時30分からCS衛星劇場でテレビ初放送されます。この舞台は、大竹しのぶが主演し、2002年の初演から数えて5度目になります。演出は栗山民也氏が手掛け、林芙美子の戦中・戦後を描く音楽評伝劇として多くの観客を魅了してきました。
名作の再演
この作品は、井上ひさしが作を担当し、現在ではこまつ座の代表作とも言えるものです。林芙美子は「放浪記」や「浮雲」などを手掛け、戦争の影響を受けつつも力強い作品を残しました。彼女の光と影を描いたこの物語が、再び新たなキャストと共に舞台に蘇ります。大竹しのぶの演技は必見で、特に彼女は2002年の第10回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞するなど、その実力を証明しています。
あらすじ
物語は昭和10年から始まり、貧しい家庭に育った林芙美子が文壇に登場する様子を描いています。彼女は日中戦争の影響を受けながら、次第に文筆活動に行き詰まりを感じていく。特に、出版した本が発禁処分となるなど、彼女の人生は波乱万丈です。
各地で戦争を取材しながら、多くの困難に直面した林芙美子が見たものとは何か。シンガポールやジャワ、ボルネオの地で彼女が執筆した内容には、戦争の現実と人々の思いが詰まっています。
アクセス情報
「太鼓たたいて笛ふいて」は、2024年11月1日から11月30日まで東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演予定。再演に伴う様々な魅力的なキャストも発表されており、大竹しのぶに加え、高田聖子、近藤公園、土屋佑壱、天野はな、福井晶一、朴勝哲が出演し、観客を楽しませることでしょう。
放送を記念して、ダイジェスト映像も公開されています。さらに、こまつ座「夢の泪」も同日に放送されるので、是非合わせてご視聴ください。詳細については、CS衛星劇場の公式サイトをご確認ください。視聴方法の不明点については、衛星劇場カスタマーセンターが案内しています。
この名作を、ぜひリアルタイムで体験してください。感動の瞬間があなたを待っています。