情報取り入れの7タイプ
2026-07-07 15:44:42

生活者の新たな情報取り入れ方を7つのタイプに分類した調査結果

生活者の新たな情報取り入れ方を7つのタイプに分析



株式会社博報堂のメディア環境研究所が実施した調査により、生活者の情報取り入れ方が7つの異なるタイプに分類されることがわかりました。この研究は、20代から60代の男女14,452名を対象に行われ、生活者が新たな情報と出会う際の意識や行動を探求しました。

現在、情報の流通量が爆発的に増加している中、生活者は自らに必要な情報だけで構成された「情報圏」での生活が強まっています。このような状況下、新しい情報やコンテンツをどのようにして生活者に届けるかが大きな課題とされ、今回の研究に至った背景があります。

調査の背景


生活者の情報取り入れ方は、「文字優先か映像優先か」「外部刺激優先か自己納得優先か」という2つの基準で大きく分かれることが明らかになりました。これに基づいてクラスター分析を行った結果、以下の7つのタイプに整理されました。

1. 空気読み同調タイプ


このタイプは全体の21.3%にあたり、約1,533万人の生活者が該当します。彼らは「世間の話題に取り残されたくない」という強い意識を持っており、文字情報を重視して手早く要点を把握します。情報の流入経路は比較的ゆったりめで、詳細な調査には向かない傾向があります。

2. 独自没入納得タイプ


次に多いのがこのタイプで、全体の17.1%、推計1,231万人が含まれています。「メディア発信の情報は信用できない」という声が圧倒的で、自ら希少性の高い情報を求める傾向が見られます。主にネット動画から情報を受け取るスタイルです。

3. メジャー確信反応タイプ


このタイプは全体の18.1%に当たり、テレビや映像を通じた情報を好み、ヒット商品に対する感度が非常に高いことが特徴です。広告やキャンペーンには特に強く影響される層です。

4. テレビ安心追従タイプ


約15.3%、1,097万人が該当。このタイプは情報を短く要点だけで理解することを好み、自発的な情報収集は少ないものの、テレビやCMを通じて自然と情報に接する傾向があります。

5. 精読論理考証タイプ


このタイプには全体の12.8%、推計922万人が含まれ、主に文字情報やデータを求める人々です。彼らは情報を得るために積極的に検索し、根拠を重視します。

6. 先進先取活発タイプ


流行に敏感で、情報の初期接点がSNSであることが特徴。彼らは流行を率先して楽しむことが多く、ほかの人々にもそれを広める役割を果たします。

7. 省エネ共感タイプ


このタイプは全体の5.7%、約413万人を占めており、情報接触の数が少なく「新しいものより、いつも利用しているものを重視する」傾向があります。

調査方法と結果


この調査は全国を対象に、インターネットを通じて行われ、年齢や性別でウエイトバックも実施されています。生活者の情報圏や行動は今後ますます多様化が進むことが見込まれ、新しい情報を効果的に届けるための工夫が求められています。各タイプの特徴を理解し、ターゲットに合わせたアプローチを考えることが、今の時代におけるマーケティング成功の鍵となるでしょう。


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