全国各地のセレクトショップ特集
2023年2月17日、ファッション業界の重要なリソースである「WWDJAPAN」の新号が発売されました。この号では、昨年の好評を受けて全国各地のセレクトショップを紹介する特集が組まれています。福島県郡山市から沖縄県那覇市に至るまで、全17店舗を取材し、その魅力をお伝えします。
編集部の記者たちは、各店舗の「推し」の理由を強調しています。訪問する店舗の選び方は多様で、「是非取材したい」と思う店舗から、「噂を聞いた」「訪れたことがある」というものまで様々です。どの店も記者たちは感動し、感銘を受けて帰るほどの体験をしました。地方特有のライフスタイル提案や、オーナーやスタッフが持つ思いがしっかりと反映された店舗が多く、購買意欲を掻き立てられること間違いなしです。
取り上げられているお店の例としては、福島の「TIME AFTER TIME」、栃木の「ARKNETS」、群馬の「BELLURIA」、石川の「PHAETON」と「MAISON DE CALNE」、静岡の「SELECT EYE COMPANY」や「SIGNAL」、愛知の「JURK」、愛媛の「CROIX」、そして福岡の「DICE&DICE」や「TRENT」など、多彩なショップがラインアップされています。
特に沖縄に関して取材を行った記者は、「地元の思いこみが何だったのか」という新たな発見があったとのことです。例えば、南国の市場は小さいためデザイナーズブランドは受け入れられにくいという先入観を覆すような店舗が存在しました。意外にも、郊外型ショッピングモールで「ジル サンダー」や「リック・オウエンス」といったブランドが扱われており、驚くことばかりです。
また、各お店のスタッフたちがどのような接客をしているのか、特に印象的な言葉や言い回しがあるのかに注目すると、さらに興味深い発見があるはずです。
この号には他にも面白いコンテンツが盛りだくさん。サバト・デ・サルノの退任を受けたグッチの状況や、パリ・ファッション・ウイークに公式参加しないブランドに関する法律的な見解も取り上げられています。さらに、連載では中国の最新AIマーケティングやビューティ業界におけるインド市場の潜在能力についての分析も行われています。
そして特に注目すべきポイントが、今号の巻末特集。「猫の日」にちなんで、業界内の猫好きたちが集結し、愛猫への思いを語るセッションが組まれています。近藤広幸マッシュホールディングス社長のオフィスには17匹もの猫たちが登場し、その愛らしい姿は微笑ましいものになります。
このように、最新号の「WWDJAPAN」は、セレクトショップ特集を通じて地方の魅力を再発見し、ファッションやビューティ、そしてライフスタイルに関するInsightsを深める良い機会です。この機会を逃さず、ぜひ手に取って新たな発見をしてください。