関西エアポートの未来
2025-04-25 13:54:21

関西エアポートが挑む!新たな未来を見据えた進化と変革の物語

関西の空の玄関口として知られる関西エアポートでは、2025年に開催される大阪・関西万博を見据えた大きな変革が進行中です。この空港は、万博に多くの海外ゲストを迎える「ファーストパビリオン」という重要な役割を果たす位置づけになっており、最近では大幅な改修が行われています。この背景には、関西エアポート株式会社の社長である山谷佳之氏のリーダーシップがあります。

番組「関西リーダー」において、山谷氏はその取り組みと関空の進化について語っています。司会の福澤朗さんとコメンテーターからの鋭い質問に答えながら、山谷氏は自らの経験やビジョンを紹介しました。彼は大阪の吹田に生まれ、30回以上も大阪万博を訪れた“万博少年”であり、神戸大学農学部を卒業後、オリックスに入社しました。そして阪神淡路大震災を経て、オリックス信託銀行の社長を経験し、多くの試練を乗り越えました。

関西エアポートは2016年に設立され、国や地方自治体、民間が共同出資した企業として始まりましたが、最初は赤字続きでした。そこでオリックスが海外のエアポート運営会社と提携、関西エアポートの設立に至ったのです。山谷氏が初代社長に就任し、様々な課題に対処してきました。特に2018年には、台風によって関空が大きな被害を受けるという厳しい試練に直面しましたが、この経験が防災工事や新しい事業継続計画の改善に繋がりました。

また、2020年には新型コロナウイルスの影響で、旅客数が大幅に減少しましたが、関西エアポートは職員の負担軽減や混雑緩和の非接触型ゲート設置を進めた結果、パンデミックの中でも一定の強みを持つことに成功しました。最近では、コロナが収束し、円安も影響し、外国人旅客数は過去最多の1892万人を記録しました。

今年春には、関西空港のさらなる進化が見られました。離発着が1時間あたり15本増加し、第一ターミナルの大リニューアルも完了。万博に伴うVIP導線やセキュリティ対策についても、様々な取り組みが進んでいます。そして、大阪・堺には国内初の大規模製造プラントが稼働し、カーボンニュートラルを目指す上での重要なステップとなっています。こうした動きは、関西エアポートの未来に大きな期待を寄せるファンやビジネスパートナーたちにとっても、明るい展望が開かれる兆しとなっています。連続して進化を遂げる関西エアポートの物語はまだ始まったばかりです。


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