フェンディの新作披露
2025-11-10 14:30:30

フェンディが再び魅せる「ロック ザ クラフト」エクスペリエンスの全貌

フェンディが贈る「ロック ザ クラフト」とは



2025年10月末、イタリア・ローマのフェンディ(FENDI)は「ApritiModa 2025(アプリティモーダ 2025)」にて再び注目を集めました。本イベントは「メイド・イン・イタリー」というテーマの元、卓越した技術とクラフツマンシップを広く披露する場として設けられています。フェンディは、ミラノの旗艦店「パラッツォ フェンディ ミラノ」(Via Montenapoleone, 1)で、来場者を温かく迎えました。

ブティックの3階には、アーティストのエドアルド・ピエルマッテイ(Edoardo Piermattei)とフェンディのレザーマスターたちが特別な体験を演出するためのアトリエが設置されました。このコラボレーションの一環として、イベントでは「ロック ザ クラフト2.0(Rock the Craft 2.0)」が披露されました。ピエルマッテイが手掛けた新作「アーティスト ピーカブー(Artist Peekaboo)」バッグと新たなアートワークが展示され、さらに再構築されたレザーとファーを用いた「ピーカブー」バッグやファータブレットが来場者に提供されました。

イラストからインスピレーションを受けたアートの旅



ピエルマッテイが新しい「アーティスト ピーカブー」のインスピレーションを語る中で、彼はフランスのラスコー(Lascaux)の洞窟壁画に触れました。そこで描かれた物語が、彼のフェンディとの2回目のコラボレーションに影響を与えたと言います。彼は、象徴的な「ピーカブー」バッグの上を手と粘土を使って再構築し、成形可能な素材を用いて柔らかさと新たな形を追求しました。

このアプローチでは、表面や手の動き、ジェスチャーを通じて、粘土の触感と自由な発想を表現しました。「ピーカブー」バッグ本来の遊び心を映し出し、子供の遊び「いないいないばあ」と同じように、驚きが詰まった仕掛けとして仕上げられました。そして、コンセプトは「起源」というテーマを内包し、持ち運ぶことができる小さな洞窟の形のオブジェが誕生しました。

過去の作品と新たな展示の融合



「ロック ザ クラフト」の初期の取り組みとして、2025年9月に「パラッツォ フェンディ ミラノ」のオープン時に発表された作品も、「ApritiModa 2025」期間中に展示され、来場者はこれらのアートを楽しむことができました。フェンディが展開するこの取り組みは、単なる製品の提供にとどまらず、アートとファッションの融合を感じさせる体験でした。

このように、フェンディの「ロック ザ クラフト」は、その優れたデザインと深い精神性を兼ね備えたプロジェクトとして、今後もさらなる発展を遂げていくことでしょう。新たなアート作品と共に、未来のファッションシーンを切り開く彼らの取り組みに期待が集まります。


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