齊藤工の映画体験
2025-10-05 00:54:26

齊藤工が被災地に映画館体験を届けた「cinéma bird」開催

移動映画館「cinéma bird」開催



2025年10月4日、移動映画館「cinéma bird」が石川県奥能登の珠洲市にて開催されました。このイベントは、地元住民約500名を無料で招待し、被災地へのエンターテインメントを提供することが目的です。今回で15回目を迎える「cinéma bird」は、齊藤工が発案し、2014年から続くプロジェクトで、これまでに宮城、福島、熊本、北海道など様々な被災地で行われてきました。

復興の思いを語る齊藤工



今回の開催地である珠洲市は、2024年の能登半島地震で大きな被害を受けており、多くの住民が避難生活を送っています。イベントの発起人である齊藤工は、昨年の志賀町イベントでの約束を果たせたことに喜びを語り、「困難な状況の中でも人々が助け合っている姿は印象的でした」と述べました。家族を失い、傷ついた心を白くさせるために、映画が大きな力となることを願ったとのことです。

スペシャルゲストと共演



イベントでは、フリーアナウンサーの谷尻萌がMCを務め、雰囲気を和やかに包み込みました。また、齊藤工のドラマで共演した永尾柚乃がスペシャルゲストとして登場し、会場は歓声に包まれました。彼女は、珠洲市の特産物である珪藻土にちなんだ発言をし、地元への愛を表現しました。観客とのフレンドリーなやり取りを通じて、笑顔が広がりました。

多彩なパフォーマンス



「cinéma bird」では映画上映だけでなく、お笑いや音楽のパフォーマンスもありました。常連の芸人・永野が新作コントや観客を巻き込んだネタを披露し、観客の笑いを誘いました。特に、忠犬立ハチ高の初登場は会場を盛り上げ、全員を笑いの渦に巻き込みました。また、世界的ジャズピアニスト小曽根真のパフォーマンスは、会場全体を魅了し、感動を呼び起こしました。

上映された映画たち



上映された映画は、アカデミー賞ノミネート作品『ロボット・ドリームズ』と、齊藤工が企画・脚本・声優を務めた『映画の妖精 フィルとムー』の2本。前者は友情を描いた感動的なストーリーで、後者は子どもたちのために作られた短編アニメーションです。これらの作品は、観客に温かいメッセージを伝えました。

地元住民への思い



イベントの最後には、出演者たちが珠洲市の仮設住宅を訪れ、住民にエールを送りました。齊藤工は「同じ空間で感動を共有することが映画の魔法です」と語り、心のつながりを大切にしていきたいと述べました。これにより、参加者全員が一つとなり、復興に向けての希望を持ち帰ることができました。

終わりに



「cinéma bird」は、精神的にも肉体的にも自由な時間を創出し、今後も日本全国に劇場体験を届け続けることを目指しています。本イベントは、単なる映画を超え、地域の人々の心を一つにする特別な瞬間をもたらしました。今後の活動にも期待が寄せられています。


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