ミュージカル『300歳の誕生日』
2025-11-21 18:49:43

香港と日本が織りなす新たなミュージカル『300歳の誕生日』の魅力とは?

新たな舞台が2026年1月に登場します。ミュージカル『300歳の誕生日』が、東京・高円寺の座・高円寺1で上演され、チケットが現在販売中です。この作品は、香港と日本の演劇人が共同で制作したオリジナルのミュージカルとなっており、影絵アートとミュージカルを融合させた新しい試みに期待が寄せられています。

あらすじ


物語の主人公、かざみはアラフォーの独身女性。キャリアを積む一方で、日本に残した母・多恵と祖母・美園との間に長年の摩擦が心の隅に影を落としています。ある日、祖母が危篤の知らせを受けて帰国することになるかざみ。祖母の元へ向かった瞬間、彼女は不思議な海底の世界に迷い込み、人魚たちと出会います。ここから、彼女は家族の秘密や過去の葛藤に立ち向かい、三世代の女性たちの物語が織りなす真実に迫ります。

この作品は、香港スケッチという演劇のプラットフォームを通じて生まれたものであり、文化的な背景を超えた共同制作の成果です。15名の経験豊富な俳優と、数々の賞を受賞している照明デザイナー、サンフール・ラウの美しい影絵が、観客の心に深く響きます。

サンフール・ラウの魅力


サンフール・ラウは、香港で20年以上にわたり舞台照明の分野で活躍してきたアーチストです。彼の作品は、光と影を巧みに操り、独自の美意識をもとにした「ポップアップブックストーリーシアター」という新たなジャンルを確立しています。彼の手による影絵は、物語の中に神秘的な雰囲気を生み出し、まるで夢の中にいるかのような感覚を与えてくれます。

演劇の未来へ


香港スケッチは、国際的な文化交流を目指した活動を行っており、2025年には子ども向けワークショップや創作体験を通じてさらなる展開が見込まれています。『300歳の誕生日』は、これまでになかった新しい形のミュージカルであり、観劇を通じて多様な文化に触れることができる貴重な機会です。

公演情報


このミュージカルは、2026年1月22日から25日まで、座・高円寺1で上演されます。チケットはカンフェティで入手可能で、特典付きのSS席から一般券、学生向けのU30チケットまで様々な選択肢があります。詳細は公式ホームページやチケットサイトをご確認ください。

演出には坂口阿紀、音楽監督には小澤時史が参加し、舞台は岩戸堅一が手がけます。主要な出演者には池田有希子、水谷圭見、伽藍琳など、多彩な才能が名を連ねており、観客を引き込む演技を披露することでしょう。

まとめ


ミュージカル『300歳の誕生日』は、単なるショーではなく、心のつながりと家族の歴史を描いた物語です。この感動的な物語を通じて、家族や女性同士の絆の大切さを再認識し、心温まる体験をすることができるでしょう。是非、チケットを手に取って、この特別な物語を観に来てください。


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