新しい遊び方が生まれた「すくって!おもしろ消しゴム 水族館」
縁日の人気を思い起こさせる新製品、米水族館にインスパイアされた消しゴム「すくって!おもしろ消しゴム 水族館」が、2025年5月21日(水)に発売される。これは、消しゴムの特性を活かしつつ、近年のイベント需要に応えられる商品で、遊び心満載の設計となっている。共同開発を行ったのは、老舗の縁日問屋であるキッシーズ株式会社と、人気の「おもしろ消しゴム」を擁する株式会社イワコー。水に浮かぶ消しゴムは、遊び終わった後も実用性を兼ね備えているのが特長で、親御さんにも喜ばれるだろう。
水に浮かべて楽しむ新しいスタイル
「すくって!おもしろ消しゴム 水族館」は、もともと縁日で楽しまれるスーパーボールすくいにヒントを得た商品である。この商品にはジンベイザメ、イルカ、ラッコ、タコ、フグの5つの種類があり、いずれも水族館で人気の生き物たちが可愛らしくデザインされている。消しゴム本来の機能を保持しつつ、質感やリアリティに関してはイワコーならではの技術が光っており、見た目だけでなく実際の消しゴムとしても優れた性能を発揮する。実際に消しゴムとして利用できるため、「遊ぶ」ことと「学ぶ」ことの両方を楽しめる商品で、子供たちの好奇心を刺激すること間違いなし!
開発秘話とその苦労
この商品がどのようにして生まれたのかというと、開発のきっかけは、イワコーの岩見氏の「水に浮かぶ消しゴムがあれば楽しいだろう」という閃きからだった。通常の消しゴムは水に沈むため、試行錯誤の末に素材を見直すことに決定。いくつかの失敗を経て、ついに軽量素材の開発に成功した。そして、数年越しの情熱とパートナー企業との協力によって、「すくって!おもしろ消しゴム 水族館」の商品化が実現した。
中断から復活へ
この商品は元々2020年春に発売を計画していたが、新型コロナウイルスの影響で中断を余儀なくされた。しかし、5年の時を経て、縁日や地域イベントが再開される中で、岩見氏とキッシーズは再びこの企画を形にする道を選んだ。「あのときの楽しさを、今届けたい」という強い想いが、この商品誕生の背景にある。遊ぶ楽しみと消しゴム機能、そして学ぶ価値を兼ね揃えたこの商品は、子供たちに新しい経験を提供する。
さらに楽しめる周辺アイテムも登場
また、キッシーズは「すくって!おもしろ消しゴム 水族館」の発売に合わせて、専用の屋台セットや金魚袋も同時に販売する。これらは消しゴムをすくう際に使うもので、イベント会場の雰囲気を一気に盛り上げるアイテムだ。屋台はそのまま設置するだけで華やかさを演出し、金魚袋はすくった消しゴムを持ち帰るための工夫が施されている。
この企画は、学校行事や地域イベント、商業施設の催し物でも、楽しい体験を提供することができるだろう。新たな商品「すくって!おもしろ消しゴム 水族館」は、2024年の夏祭りやイベントシーズンを彩る要素となるに違いない。
イワコーとキッシーズの理念
イワコーは昭和43年(1968年)に創業し、様々なモチーフの消しゴムを製造・販売している。特にその高い造形技術とユーモアあふれるデザインが国際的に評価されており、人気のコレクションアイテムとしても知られている。一方、キッシーズ株式会社の京都店は、さまざまな遊びのスタイルを提案し続け、時代に合わせた新しい商品を開発している。