浦和学院高等学校とLDH JAPANがダンス教育で提携
埼玉県さいたま市を拠点とする私立高校、浦和学院高等学校と、ダンス教育とエンターテイメント育成で知られるLDH JAPANが新たな協力関係を結びました。この提携の主な目的は、全日制の学校教育における部活動や体育教育において、本格的なダンス教育を展開し、生徒たちの可能性を広げることです。
提携の背景
浦和学院高等学校は「夢と希望のある明るい学園」を目指しており、マルチな個性を持つ生徒たちが共に成長できる環境を提供しています。このような環境でのダンス教育は、生徒たちが自分を表現し、新たな技能を習得する絶好の機会となります。
LDH JAPANは、エンターテイメント界の先端を行く企業であり、同社が運営するEXPG STUDIOには数多くのプロダンサーが育っています。この提携により、浦和学院の生徒たちは、業界の第一線で活躍するプロに直接指導を受けることができるという、大きな特権が与えられます。
具体的な取り組み内容
提携の一環として、以下の基本方針に基づくプログラムが導入されます:
1.
基礎プログラムの開発:ダンス初心者の生徒でも楽しめる内容を用意し、ダンスへのハードルを下げます。
2.
自己表現の意識を育む:ダンスを通じて、生徒たちが自分を表現する機会を増やします。
3.
披露の場の創出:イベントや合同練習を通じてダンスを披露する機会を設け、生徒たちのやる気を引き出します。
これにより、高校生たちは実際のパフォーマンスを通じてダンスの魅力を体験し、自己成長を促進させることが目指されます。
生徒たちに与える影響
この提携について、LDH JAPANのEXPGオフィサーであるEXILE TETSUYA氏は、ダンスを通じて生徒たちに多くのことを学んでほしいとコメントしています。「お互いにとって刺激となり、浦和学院から未来の素晴らしいダンサーが育ってほしい」と願っているとのことです。
また、浦和学院高等学校の石原正規校長も、プロから本気で学べる機会は生徒たちにとって大きな感動と夢を与えるものになると期待し、今後の展開に期待を寄せています。
高校生のダンス部活動の現状
調査によると、近年の高校でのダンス部活動の人気は急上昇しています。特にZ世代では、約半数が高校にダンス部があったと回答しており、その重要性が増しています。しかし一方で、教育課題も多く、新しい指導方法の確立や経験不足の顧問による課題が明らかになっています。この提携がその解決に何らかの形で寄与することが期待されます。
結論
浦和学院高等学校とLDH JAPANの提携は、多くの生徒に新しい可能性をもたらす取り組みです。彼らが本物の教育環境で得られる経験は、未来のダンサーたちに大きな影響を与えるでしょう。今後の展開にも目が離せません。初回のレッスンは2024年4月第2週にスタートする予定です。