ゼニスが生み出した新たな伝説「G.F.J.」
2026年4月14日、ゼニスがジュネーブで発表した「G.F.J.」コレクションは、時計愛好家にとって注目の的となっています。この新作は、あの伝説的キャリバー135に新しい息吹を吹き込んだものです。ゼニス創業者ジョルジュ・ファーブル=ジャコのイニシャルに由来する「G.F.J.」は、ただの復刻に留まらず、時計製造の原点に立ち返ることを目指しています。
キャリバー135の新たな息吹
ゼニスは過去の栄光を踏襲するのではなく、キャリバー135を現代に合わせて再設計することに注力しました。キャリバー135は、1949年から1962年まで製造され、その間に235個ものクロノメトリー賞を獲得しました。その中でも、1950年から1954年にかけてヌーシャテル天文台で5年連続1位という記録は未だ破られていません。
今回の「G.F.J.」は、161本限定でイエローゴールド製のケースを持ち、特徴的なブラッドストーン文字盤を採用しています。この時計は、魔法のように時を刻むというクロノメトリーの真髄を体現しています。
精密機械の進化
新しいキャリバーは直径30mm、毎時18,000振動の大型テンプ、オフセットされたセンターホイールを特色としながら、最新のテクノロジーを融合させて性能を向上させています。約72時間のパワーリザーブが実現され、精度はCOSC認定を取得しています。大型のテンプには制御スクリューとブレゲ式ヒゲゼンマイが使用され、精密な調整が可能です。
デザインの洗練
「G.F.J.」のデザインは、1950年代のクロノメーターからインスパイアを受けたもので、39mmのスレンダーなケースや洗練されたラグの形状が特徴です。ダイヤルはオリジナルとは異なる三つのパートから構成され、自然界の美しさを取り入れたブラッドストーンが前面に使用されているため、そこにしかない一品となっています。また、6時位置にはマザーオブパール製のスモールセコンドカウンターが整然と配置されています。
文字盤の外周には、ル・ロックルにあるゼニスマニュファクチュールのレンガ造りのファサードに着想を得たギョーシェ模様が施されています。全体として、イエローゴールドのアプライドマーカーや精緻にファセットカットされた針の配置が、時計自体の高級感を一層引き立てています。
裏側の美しさも見逃せない
サファイアガラスの裏蓋からは、手巻き式のキャリバー135の優雅な装飾が覗きます。ここでは、面取りが手作業で施されたクラス・ド・ジュネーブ装飾が施され、ダークルテニウム仕上げとイエローゴールドのエングレービングが対照的に美しさを引き立てています。
限定販売の「G.F.J.」
この特別なタイムピースは、全世界のゼニスブティックおよびオンラインストアでの限定販売となります。定価は7,220,000円(税込)で、暁のクロノメトリーを追求するゼニスの精神を受け継ぐ新たなコレクションです。「G.F.J.」は時計愛好者にとって、ただの時計ではなく、時代の流れを感じる芸術作品となるでしょう。
さらに詳しい情報は、ゼニスの公式サイトをご確認ください。
ゼニス公式サイト