アートフィルムと実験映像の祭典、全国巡回プロジェクト『VISIONS CIRCUIT 2025‒26』
2025年から2026年にかけて、国内3都市で実施される巡回型上映プロジェクト『VISIONS CIRCUIT 2025‒26』が決定しました。本プロジェクトは、東京藝術大学大学院の制作チームによる新しい試みで、アートフィルムと実験映像を中心に、都市、表現、思想を結びつけることを目的としています。
開催概要
『VISIONS CIRCUIT 2025‒26』は、宮城県のせんだいメディアテーク、山口県の山口情報芸術センター(YCAM)、長崎県の長崎県美術館の3箇所で開催されます。具体的には、仙台で2026年2月11日、山口では3月6日から8日、長崎では3月10日にそれぞれ上映が行われる予定です。これらの場では、アートフィルムおよび実験映像として選ばれた18作品が上映されます。
参加作家と作品
参加する作家は、大学院からの研修生やフェロー、国際招待作家など多岐にわたります。19世紀末から現代にかけて活躍する作家たちの中には、戦後アメリカのアートシーンを代表するブルース・コナーから新進気鋭の若手作家まで、幅広い視点からの作品が登場します。
特に注目すべきは、現代的な映像表現において、人々がそれぞれの視点でどのようにアプローチしているかという点です。このプロジェクトは、単に作品を観るだけでなく、作家たちによるトークや対話によって、人々の思考や議論も誘発することを目指しています。
プロジェクトの特徴と意義
『VISIONS CIRCUIT』の最大の魅力は、映画的な形式を通じて新しい美術表現を模索する点にあります。映像は通常、特定の地域や文化の文脈の中で受け取られがちですが、この巡回型プロジェクトは、全国各地で映像作品が異なる文脈で再解釈され、その過程で新しい価値が生まれることを狙っています。
例えば、仙台、山口、長崎という異なる地域のアートセンターや美術館での上映会は、作品に新たな意味を与え、観客と作品との交流を楽しむ機会を提供します。地域に根づいたアートの価値を再発見する場としても機能し、アートを愛するすべての人々に新しい体験を届けます。
参加方法とお問い合せ
本プロジェクトへの参加は無料ですが、事前予約が優先されます。公式サイトでは上映プログラムの詳細も順次発表されるため、ぜひチェックしてください。お問い合わせは、東京藝術大学大学院映像研究科のメールアドレス(
[email protected])までお気軽にどうぞ。
映像芸術の未来を共に感じ、考え、変革するこの機会をお見逃しなく。