田村亮が初登場！育みし故郷・嵐山の魅力を再発見する旅

田村亮初登場！嵐山・嵯峨野を巡る故郷の旅

俳優・田村亮がテレビ番組『あなたの知らない京都旅〜1200年の物語〜』に初めて登場し、自身の故郷である嵐山・嵯峨野を巡る特別な旅が繰り広げられました。本放送は6月12日（木）の夜に行われ、眺望の美しい渡月橋や、今なお当時の面影を残す実家、さらには小学校 등을 言及しながら田村の心の故郷を深堀りするものでした。

この旅の始まりは、渡月橋から。田村は3歳上の兄・田村正和と過ごした思い出を語りつつ、かつて家族が暮らしていた実家を訪れる。「ここは昔のまんま。まっすぐ行くと親父が使っている部屋があり・・・」と懐かしそうに回想。番組のために用意されたプライベート映像には、小さい頃の田村と兄が楽しそうに遊ぶ姿が映し出され、父・阪東妻三郎の優しい一面が垣間見えました。阪妻は子どもと過ごす時間を大切にしていたことが伝わってきます。

田村の懐かしい小学校、嵯峨小学校も旅の一部。彼は当時の思い出を振り返りながら「一番記憶にある」という昭和28年7月7日の出来事を語ります。この日は、彼が「すぐに帰りなさい」と言われ帰宅した悲しい風景が広がっていたという貴重なエピソードも披露されました。若くしてこの世を去った名優・阪東妻三郎の影響も感じる旅となりました。

特別な場所で味わう田村家の美味しい鍋

田村亮は旅の合間に立ち寄ったお蕎麦屋「河道屋養老」で、絶品の鍋料理を堪能。ここは創業120年以上の歴史を持つ蕎麦屋ですが、特に鍋が美味しいとの評判が。京野菜がたっぷり入った鍋は、締めはうどんではなく蕎麦ときしめんという庶民的な味わいです。田村はその肉厚な材料と味わいに感銘を受けたとコメントしています。

旅の最後には、田村家の菩提寺である二尊院を訪れました。この場所は平安時代以来の歴史を持ち、父や兄の墓がある特別な場所。美しい緑に囲まれたこの地では、「ここに来るとほっとしますね」と田村が語り、菩提寺の歴史と家族の思い出を重ね合わせながら心を落ち着ける様子が映し出されました。「私の原点・故郷は嵯峨嵐山にある」と、感慨深そうに話す田村の姿が印象的です。

視聴者へのメッセージ

今回の旅を通じて、田村は「京都は皆に人気だが、知られざる面をもっと知ってもらいたい」と強く心から訴えかけました。視聴者がどのように感じ取るか、楽しみで仕方ないと語ります。これまでの旅にはない新たな視点を持たせてくれる田村の言葉は、画面越しの視聴者に深い感動を与えることでしょう。

今回の放送は、ただの紀行番組ではなく、俳優・田村亮の思いを通して新たな京都の魅力を発見できる貴重な体験となりました。絶景や美食だけでなく、彼の心と故郷の結びつきを感じながら、新たな京都を堪能する機会も見逃せません。次回の放送にも期待大です！