ピープル株式会社の『さわるTECH』、eラーニングフォーラムで新しい教育の形を提案
2026年3月5日に行われた『eラーニングアワードフォーラム シーズンズ』では、乳幼児玩具メーカーであるピープル株式会社の『さわるTECH』が特別講演を行いました。講演のリーダーである真下氏は、2025年度日本e-Learning大賞を受賞したこのプロジェクトの特色やビジョンについて深く掘り下げ、自社の取り組みが教育ICTにおいてどのように寄与しているかを示しました。
このフォーラムは、デジタルラーニング・コンソーシアム(DLC)および日本オンライン教育産業協会(JOTEA)が主催し、毎四半期開催されるイベントです。マスコミや教育関係者が一堂に会し、最新のイーラーニングに関する情報を共有する重要な場となっています。
視覚・聴覚・触覚の融合
『さわるTECH』は、従来の教育手法に新たな視点を提供するプログラムです。視覚や聴覚に加え、触覚を使った教育により、幼児の遊びや好奇心を引き出すことを目指しています。この取り組みは、デジタルの世界に対して持たれがちな不安や罪悪感をフォローし、アナログとデジタルを融合させた新しい「好奇心サイクル」を提供します。講演においても、実際にサービスを利用した子どもたちのリアルな反応が紹介され、アナログとデジタルの境界線が曖昧になっている現状について語られました。
AI時代の教育のあり方
講演では、AI時代に求められるプレーニングの要素として、次の3点が挙げられました:
1.
就学前からのデジタル活用の重要性
幼児期からデジタルとの接点を持ち、親子でどのように関わるかを考えることの重要性を強調。子どもたちが学ぶだけではなく、大人がデジタルに対する固定観念を見直す必要性も述べました。
2.
アナログとデジタルの融合設計
教育において二項対立で捉えるのではなく、リアルな体験とデジタルを結びつけることが重要であるとし、学びの質を高めるための設計を提案しました。
3.
非認知能力を育てる学びの設計
従来の認知能力だけでなく、好奇心や自由な発想を育むことが求められています。多様なアウトプットを肯定できる自由度のある設計が必要だと提言しました。
今後の展望
講演の後、参加者からの質問を受ける場面もあり、関心の高さが伺えました。また、すでに完売している『さわるTECH』の先行発売分のデータを基にした実証研究が行われており、2025年11月のサービス開始に向けての準備が進められています。今後の展開に目が離せません。
会社概要
ピープル株式会社は「子どもの好奇心がはじける瞬間をつくりたい!」を企業理念に掲げ、玩具・サービスの企画・開発・販売に取り組む企業です。1982年の設立以来、子どもの教育や遊びに寄与することを目標としてきました。詳細な会社情報は
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