UNITED PRODUCTIONSがCM制作に本格参入
映像制作の総合企業UNITED PRODUCTIONSが、ついにCM制作事業に本格的に乗り出すことを発表しました。同社は、本社を東京都渋谷区に構え、ドラマ、映画、ミュージックビデオ等の幅広い映像制作実績を活かして、CM業界に新たな風を吹き込むことを目指しています。
さて、その背景には、同社が抱えるポストプロダクションの強みと過去の制作実績があります。特に2023年には、日本アカデミー賞で6部門において優秀賞を受賞した映画『流浪の月』の製作や、ギャラクシー賞を受賞したドラマ「不適切にもほどがある!」の制作協力など、実績の豊富さがあります。これらを最大限に活かし、今後はCM制作の新規顧客開拓に挑戦します。
プロデューサー吉良秀和が参画
この新たなCM制作事業を牽引するのが、広告代理業を手掛けてきた吉良秀和氏です。彼は2023年12月1日付けでUNITED PRODUCTIONSに参画しました。
吉良氏は、2006年に電通クリエーティブXに入社し、制作プロデューサーとして数々の大規模な案件に携わってきました。特に大手時計メーカーや外資系自動車メーカーなどの広告プロジェクトを手がけ、多くの実績を残しています。2018年にはラクスルに転職し、ノバセルの立ち上げに貢献、クリエイティブプロデュースグループの責任者として広告制作の仕組み化や予算管理を担当してきました。彼の豊富な経験が、UNITED PRODUCTIONSのCM制作を新たな高みへと導くことが期待されています。
吉良氏は「森田社長にお会いし、映像制作における総合商社を目指すというビジョンに共感しました。UPの強力な映像制作実績と私が培ってきたプロデュース力を結集すれば、クオリティの高いCM制作が実現できると信じています」とコメントし、意気込みを示しました。
さらに、UNITED PRODUCTIONSではCM制作部門の立ち上げに参加してくれる仲間も募集中とのことです。新たなクリエイティブエージェンシーの設立を目指す同社にとって、優秀な人材の参加は不可欠です。
UNITED PRODUCTIONSの概要
UNITED PRODUCTIONSは、バラエティ番組の制作をはじめ、映画、ドラマ、ミュージックビデオなど多様なジャンルの映像作品を手掛けている映像制作プロダクションです。2023年5月には国際的なコンテンツ戦略を促進するために、TOKYO ROCK STUDIOを設立。また、2024年3月にはホラーエンターテインメント市場に向けた新たなコンテンツを提供する株式会社闇との資本業務提携契約も締結しました。
会社概要
問い合わせ先
CM制作部 吉良宛
[email protected]
これからのUNITED PRODUCTIONSのCM制作事業から目が離せません。新たに誕生するUP独自のCMに期待が高まります。