暴動クラブ 初のツアーファイナルで革命的ロックを披露
ロックンロールが新たな動きを見せる中で、特に注目を集める存在が暴動クラブだ。彼らのファーストツアーのファイナルライブが代官山UNITで行われ、ファンが集まった。そこには、伝説的な音楽と現在のエネルギーが融合した壮大なパフォーマンスが待っていた。
フィナーレの幕開け
開演の合図と共に、最新アルバム『暴動遊戯』のオープニング曲「ドライブ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」が鳴り響く。若さあふれるメンバーたちは、煌びやしい衣装とメイクで観客を魅了し、会場全体にロックンロールのフェロモンが漂う。続いて、インディー・デビューシングルの「暴動クラブのテーマ」や、メジャー・デビューアルバムの楽曲を次々に演奏する。
激しい音楽の渦の中で、リードボーカルの釘屋玄は圧倒的なカリスマ性で観客を惹きつける。彼の存在感は、ただのパフォーマンスを超えて、まさにロックンロールそのものの象徴と言える。彼の歌声は、ブルースロックの影響を受けたもので、一瞬で聴く者をその世界観に引き込む。
特別なステージ
ツアーの前日、ここでは釘屋がちわきまゆみの40周年ライブにゲスト出演し、その中で70年代の名曲「ROCK’N’ROLL LOVE LETTER」を熱唱した。この時、彼はパンクとロックの要素を取り入れつつ、オリジナルとは異なる新しい解釈を提供し、観客を驚かせた。
ショーの中盤では、バラード「いとしのクロエ」から始まり、次いでレゲエ風の「FIRE」のリズムが流れる。井上富雄のプロデュースによる「撃ち抜いてBaby, 明日を撃てLady」は、異なる音楽ジャンルに挑戦する彼らの姿勢を如実に示す。ドラマーの鈴木壱歩は、楽曲のダイナミズムを支えながら、観客を盛り上げる。
新たなライフソング
ニューアルバムに収録されている「生活」が流れると、その歌詞が心に深く響く。「ポストには現実ばっか、ぜんぶ破り捨てよう」と始まるこの歌は、現代社会の疎外感や孤独を表現し、聴衆の共感を呼んだ。このような瞬間こそが、ロックンロールの奥深さを感じさせる。
後半には「抱きしめたい」が披露され、ベースの城戸