ドレイブラット来日公演
2025-11-17 18:48:15

アーノルド・ドレイブラットの特別公演、8年ぶりの来日実現

アーノルド・ドレイブラットと特別アンサンブルが織りなす音楽の旅



2025年12月18日、東京の赤坂に位置するゲーテ・インスティトゥート東京にて、実験音楽の巨匠アーノルド・ドレイブラットによるアンサンブルプロジェクト『The Orchestra of Excited Strings』が登場します。この公演は、ドレイブラットにとって8年ぶりの来日となる特別な機会であり、ファン待望のライブパフォーマンスが実現します。

『The Orchestra of Excited Strings』は、1979年にニューヨークで設立されて以来、独自の音楽スタイルを追求し続けてきたプロジェクトです。ドレイブラットは、音楽の潮流を反映しつつ、常に新しい手法を模索してきました。今回は、ベルリンを拠点に活動する作曲家兼楽器創作者のコンラッド・スプレンガー、即興音楽家のヨアヒム・シュッツ、そしてドレイブラットの長年のコラボレーターであるジム・オルーク、特別ゲストの石橋英子の計5名による特別編成でのパフォーマンスが計画されています。

実際にこのメンバーが同じステージに立つのは、2017年の東京および北九州での公演以来となるため、非常に貴重な機会と言えるでしょう。特に、ドレイブラットが2023年にリリースした最新作『Resolve』や、2025年11月にはエクスペリメンタルバンドHorse Lordsとのコラボレーションも控えており、今まさに熱い活動を続けているアーティストとして注目されます。

Arnold Dreyblattの歴史と音楽


アーノルド・ドレイブラットは、ニューヨークのミニマルミュージックシーンにおいて重要な役割を果たした作曲家の一人です。彼は、ポーリン・オリヴェロス、ラ・モンテ・ヤング、アルヴィン・ルシエといった著名なアーティストたちに学び、身体に響く独自の音響体験を創り上げてきました。彼の音楽では、弦楽器を打楽器的に扱う『エキサイテッドストリングス』という楽器を用い、リズムや倍音の構造を追求した作品を持ち味としています。

The Orchestra of Excited Stringsの活動


『The Orchestra of Excited Strings』は、ドレイブラットの作曲スタイルの発展を具現化したアンサンブルです。1984年にベルリンに移り住んで以降は、多様なアーティストとの共演を通じて音楽的幅を広げてきました。2000年には再集結し、以降は現行のメンバーを加えた形式で活動を続けています。ドレイブラットとともに、スプレンガーやシュッツのような新世代のアーティストたちとのコラボレーションが生まれ、これが独自の音楽空間を創り出しています。

特別出演者について


  • - Konrad Sprenger: 実験音楽のシーンで活躍する作曲家で、ドレイブラットと数多くのプロジェクトでコラボレーションを行っています。彼の音は、テクノロジーとアートを結びつける新しい試みが評価されています。
  • - Joachim Schütz: ドイツのアンダーグラウンド音楽シーンで培った経験を活かし、様々なアーティストと共演。ジャンルを超えたリアルタイムでの音楽表現に定評があります。
  • - Jim O’Rourke: ポストパンクシーンで幅広い活躍をする一方、実験音楽の分野でも革新的な作品を制作してきたアーティストです。
  • - 石橋英子: 日本で活躍する音楽家で、独自の音楽スタイルで注目を集め続けています。特に映画音楽の分野でもその才能を発揮しています。

公演概要


  • - 日時: 2025年12月18日(木) OPEN 18:00 / START 19:00
  • - 場所: ゲーテ・インスティトゥート東京(東京都港区赤坂7-5-56)
  • - チケット: 5,500円(e-plusで購入可能)

本公演は、ドイツ連邦共和国の文化交流を推進するゲーテ・インスティトゥート東京との協力のもと、国際的な視点から文化的議論を展開します。入手方法や最新情報は、MODEの公式インスタグラムで随時更新される予定です。これからの音楽の潮流を感じる貴重な機会をお見逃しなく!


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