福岡カルチャー展
2025-07-29 12:38:50

福岡カルチャー・トラベル展が描く1945-2000年の文化遺産

福岡カルチャー・トラベル展 1945-2000 ~福岡文化の水脈をたどる~



福岡PARCOにて、2025年8月29日(金)から9月15日(月・祝)まで「福岡カルチャー・トラベル展 1945-2000」が開催されます。この展覧会は、戦後の日本における文学、映画、音楽、デザイン・建築、メディアのジャンルを通じて、福岡の文化を振り返る内容となっています。特に、現代の福岡が変貌を遂げる中で、記憶を留めることの重要性を訴えかけています。

展覧会の概要


本展覧会では、さまざまな分野で福岡の文化を築いてきた人物や作品が紹介されます。各時代で創造された様々な文化の記録を知ることで、訪れる人々がその歴史を感じ、体験していくことができます。特に20代~30代の若い世代にとっても、先人たちの足跡を追体験できる貴重な機会となるでしょう。

展示の一部として、福岡市出身の著名な音楽家である大村雅朗氏や、インテリアショップ「NIC」、映画監督の石井岳龍氏の作品などが取り上げられます。特に石井監督の映画については、特別編集版の上映と、ご本人を招いてのトークショーも企画されています。

文化の探求


この展覧会は、福岡が直面している再開発の中で、過去の文化が失われがちな現代において、過去の文化の大切さを見直す機会ともなるでしょう。天神ビッグバンや博多駅前の再開発によって、福岡は大きく変わろうとしていますが、そこに過去の記憶を根付かせることは、都市のアイデンティティを形成するうえで極めて重要です。栄えある15周年を迎える福岡PARCOが、文化の重要性を再確認するきっかけを提供します。

展示内容


展覧会には文学、映画、音楽、デザイン・建築、メディアなどの多様な分野が含まれます。各分野において特徴的な作品や著名な作家の紹介が行われ、福岡」を象徴するような情報が展示されます。

  • - 文学: 福岡を舞台とした作品や作中に登場する場所の地図が展示され、著名な直木賞作家・白石一文氏の作品も含まれています。
  • - 映画: 福岡に関連する映画作品の紹介。石井岳龍監督による福岡が舞台の映画シーンのショートムービーも上映されます。
  • - 音楽: シティーポップブームの礎を築いた大村雅朗氏など、当時のミュージシャンたちの活動を紹介。
  • - デザイン・建築: インテリアショップ「NIC」や著名な建築物の紹介。
  • - メディア: 福岡の文化を支えてきたメディアを、出版・放送・空間に分けて展示。

オリジナルパンフレット


展示に合わせてオリジナルパンフレットの販売も予定されています。このパンフレットには各分野のインタビューが掲載されており、展覧会を終えた後も自ら福岡の文化を辿る手助けとなるでしょう。価格は900円(税抜)で、販売される作品も含まれます。

企画・制作責任者


この展覧会は、福岡の文化活動に携わる著名なメンバーによって企画されています。ブックスキューブリックの大井実氏や、松尾伸也氏、佐々木晃子氏、兒玉真太郎氏らがそれぞれの専門性を生かしながら展覧会の実現に向けた制作に取り組みました。

最後に


福岡カルチャー・トラベル展は、ただ展覧会として楽しむだけでなく、訪れる人々が福岡の文化を再発見し、理解を深めるためのプラットフォームを提供します。文化史を振り返ることで、未来にどのような影響を与えるのか、ぜひぜひ多くの方に足を運んでいただきたいと思います。今この瞬間の福岡を存分に体感し、文化の水脈を辿る旅となることでしょう。


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