バイカウントの最上級モデル「Majesty」シリーズが新登場
株式会社ヤマハミュージックジャパンから、バイカウント社の最上級モデルとなるクラシックオルガン「Majesty(マジェスティ)」シリーズが、7月31日(木)に新たに発売されることが発表されました。バイカウント社はイタリアに本社を置き、50年以上の歴史を誇るパイプオルガン音色を電子で再現するクラシックオルガンのリーダー的存在です。世界各国で高い評価を受けており、日本国内ではヤマハが信頼の総輸入販売元として代理を務めています。
新シリーズ「Majesty」の特長
「Majesty」シリーズは、2010年に発表された『Unico(ユニコ)500/400/300』の後継モデルにあたり、最新の音響技術「フィシスプラス」を搭載しています。この技術は、モデリング音源と最新のAIアルゴリズムを融合させたもので、パイプオルガンのリアルな音色を忠実に再現します。音の立ち上がりや風がパイプを通過する際の微妙なニュアンスまで表現し、まるで本物のパイプオルガンのような臨場感を提供します。
さらに、この新シリーズは16種類の新リバーブを導入しており、多様な音色を楽しむことができます。音色の設定も簡単に行える「パイプセット」機能があり、演奏のスタイルに応じた音色をすぐに呼び出すことが可能です。また、9,000種類もの音色設定を保存できる「コンビネーションメモリー」も装備しており、複数の演奏者が使うシーンでも非常に便利です。これにより、結婚式場や学校、ホテルなど多様なシーンでの使用が想定されます。
個性豊かなモデルラインナップ
新たにラインアップに加わったドローノブストップ機能を搭載した2段鍵盤モデル「Majesty 250」により、お好みの音色コントロールが可能となり、これまで以上に多彩なニーズに対応できます。このモデルは個人の愛好家や様々な演奏の場面での使用にも最適です。各モデルの希望小売価格は、最上級の「Majesty 450」が10,450,000円、続いて「Majesty 400」と「Majesty 250」が各8,800,000円、「Majesty 200」が7,150,000円となります。どのモデルもダークオークまたはライトオークの美しい仕上げが施されています。
まとめ
「Majesty」シリーズは、その技術革新とデザインにより、クラシックオルガンの新たなスタンダードを形成することが期待されます。演奏者の皆様はもちろん、音楽愛好家にも広く受け入れられることでしょう。発売日は7月31日、詳細についてはヤマハの公式製品サイトをご確認ください。また、一般の方は株式会社ヤマハミュージックジャパンのお客様窓口にてお問い合わせが可能です。音楽の可能性を広げるバイカウントの新しい挑戦をお見逃しなく!