中井飛馬選手がアジアの頂点に立つ!
2025年11月1日、中井飛馬選手が名古屋競輪場BMXレースコースにて行われた『TOYO TIRES Presents 2025アジアBMXレーシング選手権大会』で見事に優勝を果たしました。今回の大会は日本で初めてのアジアBMXレーシング選手権大会であり、多くの期待が寄せられる中で行われました。
中井選手は、株式会社ビーズインターナショナルに所属しており、ストリート ブランドとして名高い XLARGE や X-girl などを運営する企業にてアスリート社員として活動しています。この優勝は、彼にとって大きな意味を持つ瞬間となりました。大会を振り返り、彼は「先日の全日本選手権に続き、目標にしていた日本とアジアのタイトルを取ることができ、本当に嬉しいです」とコメント。
 大会の詳細と中井選手のプレイ
アジアBMXレーシング選手権大会は、愛知県名古屋市に新たにオープンした競輪場BMXレースコースで開催され、参加選手たちの熱い戦いが繰り広げられました。オリンピックや世界選手権でも活躍する中井選手だが、予想外のスタート失敗にも関わらず、彼は心の強さを発揮し優勝を勝ち取ることができました。この勝利は、ひとえに彼の努力と支えてくれたファン、家族、そしてチームメイトによるものです。
彼は決勝レースを振り返り、「思い描いていたシナリオ通りには行きませんでしたが、結果的には優勝できてホッとしています。これも皆様のおかげです」と感謝の気持ちを述べています。
 中井選手の成長の軌跡
中井選手は2000年に新潟県で生まれ、5歳から BMX レースに取り組んできました。彼のスポーツへの情熱は早くから芽生え、11歳の頃には世界選手権での決勝進出を果たし、念願の世界ゼッケンも獲得しました。12歳の時には、アメリカの強豪チームにスカウトされ、国際舞台での戦いが始まりました。特に2019年には全日本選手権エリートクラスで優勝するなど、若いながらも輝かしい経歴を築いてきました。
2021年には日本人として初めてUCIワールドカップシリーズの U23 シリーズチャンピオンの栄冠を手にし、その後も数多くのタイトルを獲得しています。そして2023年にはアジア競技大会で金メダルに輝くなど、今や日本の BMX 界を代表する選手としての存在感を示しています。
 未来への挑戦
中井選手は、今後もさらなる挑戦を続けていくと準備不足の現実を受け止めつつ、次のシーズンに向けてさらなる努力を惜しみません。「今年の大会はこれで終了ですが、早速来シーズンに向けて準備を始めていければと思います」と意気込みを語りました。彼を応援するファンに対しても、「引き続き応援よろしくお願いいたします!」という言葉で締めくくっています。
 ビーズインターナショナルの取り組み
ビーズインターナショナルは、アパレルを中心に、スポーツやさまざまな文化を発信する企業です。アスリートたちが活躍できる環境作りを進めており、今後も中井選手のような才能が育つことを願っています。BMXを通じて世の中に良い影響をもたらしていく姿は、若い世代にとっても大きな刺激となることでしょう。彼の今後の活躍から目が離せません。