リバティ150周年展
2025-08-01 13:46:56

リバティ150周年記念展『I Am. We Are. Liberty.』が大阪万博で開催決定!

リバティ150周年記念展『I Am. We Are. Liberty.』



2025年の大阪・関西万博において、リバティの150年にわたる芸術や文化、デザインの歴史を称える記念展「I Am. We Are. Liberty.」が開催されます。この展示会では、リバティのデザインと文化の真髄を体感できる貴重な機会となります。

リバティは、世界的に有名な小売業者でありデザインハウスであり、その創造性と革新性が評価されています。これまで様々なデザインを世に送り出してきたリバティが、どのようにして国際的な影響を与え続けているのかを探ることができるこの展示。

本展では、1800年代の希少なアートワークやテキスタイルデザイン、パターンブックなど300点以上の貴重なアーカイブ作品を展示。特に注目すべきは、リバティが持つデザイン資料です。これらは、リバティが世界のデザイン界に与えた影響を具体的に物語るものとなっています。これまでに多くの人々に愛されてきたリバティの芸術性と商業性が交差する様子を目の当たりにすることができます。

特に注目されるのは、著名な美術史家エスター・コーエンがキュレーションを担当している点です。彼女はリバティと日本との深い結びつきを紹介しています。リバティの創業者であるアーサー・ラセンビィ・リバティ氏とその妻エマが、1889年に日本を訪れた際の体験が、今のリバティのデザインに大きな影響を与えたとされており、その頃の初期のテキスタイル作品や旅行記も展示される予定です。

日本はリバティにとって重要なマーケットであり、1980年代から日本法人も設立されています。日本向けに専用のデザインスタジオが設けられ、さまざまなプリントが手掛けられています。中でも、デザイナー・皆川明とのコラボや『ハローキティ』や『ピーナッツ』を使用したパターン、また日本の植物図鑑にインスパイアされた花柄デザインが特に人気です。

リバティ150周年を祝うこの展覧会について、リバティのマネージングディレクターであるアンドレア・ペトーキ氏は次のようにコメントしています。「大阪・関西万博の英国パビリオンとのコラボレーションにより、リバティの豊かなデザインを伝えられることを嬉しく思います。」また、同じく大阪万博英国総代表であるキャロリン・デイビッドソン氏も、「リバティのアーカイブは英国のデザイン革新の証です。」と述べています。

1875年に創業したリバティは、革新と独自のデザインを追求してきました。デヴィッド・ボウイやビートルズなどのアーティストとのコラボレーションや持続可能なテキスタイル製造など、多くの成果を上げてきました。今回の特別展も、リバティの文化と商業の交差点に立つ様子を浮き彫りにします。満を持して開催される本展では、来場者が英国デザインの歴史を深く理解できる貴重な体験が提供されることでしょう。

さらに、来場者には特製のリバティプリントスカーフや、京都の老舗丹後ちりめん製造会社・丸仙とのコラボによる風呂敷の販売も行われます。これらはリバティの文化を身近に感じるアイテムとして、大きな話題を呼びそうです。

開催概要


  • - 会期: 2025年8月30日(土)~ 9月12日(金)
  • - 時間: 10:00~19:00(変更の可能性あり)
  • - 場所: 大阪・関西万博会場内 英国パビリオン(夢洲・いのちを守るゾーン)

リバティ150周年を祝うこの特別展は、是非ともお見逃しなく!


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