新たな次元の3Dプリントを実現する『Phrozen ARCO FDM 3Dプリンター』
2025年10月20日、株式会社サンステラが取扱を開始したのは、Phrozen製のFDM/FFF 3Dプリンター、名付けて「ARCO 3Dプリンター」です。本機は、300×300×300mm³の広大な造形容量を備えており、大型造形物や複数パーツの同時造形が可能です。さらに、最大4色のマルチカラー印刷に対応した「Chroma Kit」(別売)を使用することで、より自由自在な創作が楽しめます。
高性能な造形機能
ARCO 3Dプリンターは、PLAを始めとする多様な素材(PETG・TPU・炭素繊維強化複合フィラメントなど)を扱う能力に優れています。特に、加速度30,000 mm/s²、最大造形スピード600 mm/sという高速性能を誇ります。これにより、ハイエンド素材もサポートし、高速かつ安定した造形を実現しています。
安定性と精度の両立
本機の特筆すべき特徴は、低重心設計による優れた安定性です。従来のCoreXYプリンターはヒーテッドベッドが前後に動く構造が多いため、その振動が造形物に影響を及ぼすことがあります。しかし、ARCOはヒーテッドベッドを完全に固定し、プリントヘッドのみが上下に動作するフライングガントリー構造を採用しています。これにより、造形中も常に安定した状態を保ち、鮮やかな仕上がりをもたらします。
拡張性と利便性
使いやすさにこだわった設計もARCOの魅力の一つです。Wi-Fi接続、USBストレージ、5インチディスプレイ、自動レベリング、振動検知機能など、ユーザーの利便性と信頼性を高める機能が充実しています。これらの機能により、3Dプリントの操作がより直感的で便利になります。
価格と販売
ARCO 3Dプリンター本体の価格は112,730円(税別)、ペンタシールドが20,370円、Chroma Kit(AMS)が37,820円となっています。興味のある方は、株式会社サンステラのウェブサイトで詳細情報を確認することができます。
株式会社サンステラのビジョン
株式会社サンステラは、PolymakerやUniFormation、RAYSHAPEなどのブランドの日本総代理店であるほか、Creality、AnkerMake、BambuLabなどの正規代理店としても活動しており、3Dプリンターや造形材料の輸入販売、技術サポートに注力しています。創業から15年以上にわたり、先進的な3Dプリント技術を提供し続けています。
このように、『Phrozen ARCO FDM 3Dプリンター』は、その革新的な機能と性能から、これからの3Dプリント業界に大きな影響を与えることが期待されています。ぜひ、最新の技術を体験してみてください。