新たなスポーツライフブランド『Maresta』の誕生
現役ラグビー選手、岸本彩華が新たに作り上げたスポーツライフブランド『Maresta』が、2023年6月21日より本格始動しました。従来のスポーツウェアの枠を超え、日常でも着用しやすいデザインを重視したラインナップが特徴。そのデザインは、彼女が愛する海や星からインスパイアを受けています。そして、ブランド名の『Maresta』は、海を意味する「Mare」と星の「Star」を組み合わせた造語であり、特にそのロゴには日本語の「誉」を象徴的に取り入れています。これは、「自分自身に誉を贈れるウエアを届けたい」という彼女の想いを表現したものです。
特徴的なタンクトップとその魅力
『Maresta』の第一弾デザインにあたる象徴的なタンクトップ、通称「海の水面」をまとったこのアイテムは、まさにブランドのテーマである「海 × 星」を具現化したものです。デザインには、海面に揺れる光を美しく描写しており、左胸には2025年にブランドが始まることを意味する「25」の数字が入っており、そのシンボリックな意味合いは特別です。これを着れば、まるで海の光を纏っているかのような気分になれることでしょう。
「Maresta」の内容とフィロソフィー
ブランドが提供する主なラインナップは、自分自身のライフスタイルを楽しむためのウエアから、チームごとのオリジナルオーダーまで多岐にわたります。ラグビーをはじめ、多くのスポーツチーム向けのウエアデザインも可能となっており、これまでのスポーツウエアの概念を再構築しています。岸本選手は、デザインのみならず、卸先への営業からヒアリング、工場とのやり取りまで一貫して行っており、その情熱が成功を呼び寄せています。
ポップアップイベントの成功
さらに注目すべきは、先日開催されたというポップアップイベント。女子7人制ラグビーの最高峰コンペティションである太陽生命ウィメンズシリーズ熊谷大会の会場付近で行われ、対戦相手やラガーマンたちが集まり、約100名が訪れる盛況ぶりを見せました。岸本選手が着用していたオレンジと水色のシングレットは、通りすがりのファンを魅了し、新しいブランドの広がりを実感させるものでした。
岸本彩華選手のプロフィール
岸本彩華選手は、鹿児島県の離島である甑島出身で、東京山九フェニックスに所属しプロのラグビー選手として活躍中です。オーストラリアの強豪チーム、ブランビーズでも2シーズンを過ごし、今に至るまで数々のチームでの経験を通じて磨かれた感覚がブランドのデザインに活かされています。彼女が役割を兼ねるデザイナーとしての一面は、ラグビー選手の新しいキャリアの構築を示す道しるべとなっていると言えるでしょう。
終わりに
『Maresta』は、岸本選手のような女性アスリートの新しい道を切り開くブランドです。多様なスポーツ文化を背景にしたウエアやアイデアが、未来のアスリートたちのスタイルに新鮮な風を吹き込むことが期待されています。今後も『Maresta』から目が離せません。
公式ウェブサイトやInstagramを通じて、今後の展開に注目しながら、その新しい挑戦を応援していきましょう。