冨永愛、道場破り
2025-08-11 09:10:24

冨永愛が加賀友禅の彩色に挑む!道場破りの真髄に迫る

冨永愛が加賀友禅の彩色に挑戦!



毎週水曜日の夜10時から放送される番組「冨永愛の伝統to未来~ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐ~」では、冨永愛が道場破りとして加賀友禅の彩色に挑戦します。8月13日放送回では、石川県金沢市にある加賀友禅作家・志々目哲也さんの工房を訪れました。

冨永愛は、これまでに数々の伝統工芸に挑む姿を見せてきました。その中でも、彼女の持つ器用さは職人たちを驚かせており、社内では「道場破り」とも呼ばれています。志々目哲也さんは、冨永がいつ自分の工房に挑戦しに来るのかと、ドキドキしているそうです。

金沢市の加賀友禅会館で、冨永は志々目さんの作品の一つである加賀友禅の着物を着ることに。すると、志々目さんから「彩色に挑戦してみる?」という提案が。若手でありながら数々の受賞歴を持つ志々目さんは、自信を持って冨永に挑戦状を叩きつけました。冨永はためらいながらも「やりたい!」とその挑戦を受け入れます。

早速、菜種を取った冨永は、志々目さんの工房で作業を開始。加賀友禅の特徴的な彩色は、1ミリにも満たない下絵の線の内側に、糊を正確に配置することによって行われます。この精密さがなければ、色がはみ出したり滲んだりしてしまう、まさに職人技ともいえる技法が必要です。

筆を持った冨永は、短い隙間に色を塗ることに集中。加賀友禅の彩色では、色がにじむことを「泣く」と言いますが、果たして彼女は「泣かず」に作業を進めることができるのか、見ものです。カワセミの羽一枚一枚に重ねる色が、まるで芸術品のように仕上がっていきます。その光景を見守る志々目さんは、「泣いていない...」と冨永の才能に驚きました。

すると、志々目さんはさらに上級の技法である「ぼかし」にも挑戦させることに。ぼかしは色の濃淡をつけることで、加賀友禅の真髄とも言える技術。薄い色を先に塗り、その上から濃い色を重ねることでグラデーションを出します。しかし、この工程は非常に神経を使うもので、特に初心者にとっては難易度が高いもの。

冨永はこの難題にも果敢に挑む姿に注目が集まります。果たして彼女は“道場破り”としての名に恥じず、成功を収めることができるのでしょうか?

今回の放送では、冨永と志々目さんのコラボによる新しい加賀友禅の作品も製作されることが決定しています。冨永がデザインの原案を考え、志々目さんと共にどんな逸品が生まれるのか、今から期待が膨らみます。

また「ミライアクション」のコーナーでは、加賀友禅以外の作品を生み出している毎田染画工芸の毎田仁嗣さんも紹介。彼が製作した「Glass Yuzen」は、鮮やかな友禅をガラスパネルで挟み込んだ作品であり、高い評価を受けています。

「冨永愛の伝統to未来, 石川 加賀友禅」は、BS日テレで8月13日(水)夜10時からの放送です。番組の公式SNSでは、冨永愛の貴重なオフショットなども配信中です。ぜひご視聴ください!


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