絵文字で繋がる未来
2025-04-23 13:44:04

関大万博部が描く絵文字を使った新しいコミュニケーションの形

未来のコミュニケーション「エモジケーション」の普及



関西大学の万博部「エモプロ」チームが、株式会社セガ フェイブとの提携を発表しました。この連携により、絵文字を活用した新しいコミュニケーション手法「エモジケーション」を日本国内外に広めることを目指しています。両者は、言語や文化の違いを越えて円滑な交流を促進することを目的に、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現することを目指します。

エモジケーションとは何か?



「エモプロ」チームは、2023年5月に発足した関大の新しいチームです。万博という国際的な場に集まる人々の言語の壁を取り除くために、日本発の絵文字を利用したコミュニケーションの手法を開発しました。この「エモジケーション」は、様々なイベントで実証実験や普及活動を行ってきた結果、その効果が期待されています。「識エモジ率」と呼ばれるこの手法の普及を促進するため、チームは絵文字のルールブックも制作しました。

今後、エモジケーションの発展のため、絵本を制作することや、独自の万博イベント「関大万博Weeks」でのワークショップの実施が予定されています。これにより、地域の人々や学生との交流をより深めることが期待されています。

セガ フェイブとの連携の背景



セガ フェイブは、2024年12月に絵文字だけでメッセージをやり取りできるデバイス『emojam(えもじャム)』を発売予定です。この製品は、非言語的なコミュニケーションを実現し、言葉の壁を取り払うことを目的としています。今回の関大との提携は、さまざまな実験的な活動を通じて、両者が目指す「エモジケーション」の実現に向けた強力な一歩です。この連携により、SNSを通じて、絵文字を用いたコミュニケーションの情報やアドバイスが発信され、より多くの人々が参加できることを目指しています。

新しい絵文字文化の創造



さらに、エモジケーションの深化に向けて、頻繁に使われる絵文字や誤用のリスクが高い絵文字に関する調査や共同開発も計画されています。これにより、より使いやすく、他者理解を促進する新しい絵文字が誕生するでしょう。これらの取り組みを通じて、多文化理解やコミュニケーションの円滑化が実現されることが期待されます。

学生の声



関大万博部「エモプロ」チームの小高悠暉さんは、「英語が理解できないことで生じるコミュニケーションの問題を解決するため、絵文字だけで会話ができるエモジケーションに期待しています。これにより、世界中の人々が絵文字を通じてつながる未来を夢見ています」と語ります。

今後のイベント予定



関大万博部は、以下のイベントを開催する予定です。

1. 高槻ミューズキャンパス祭
日時: 2025年6月22日
場所: 関西大学高槻ミューズキャンパス
概要: エモジケーションを用いたワークショップを実施予定。

2. 関大万博フェスタ
日時: 2025年6月30日 ~ 7月6日
場所: 関西大学千里山キャンパス
概要: 大阪・関西万博に向けた企画やエモジケーションを活かした交流イベントを予定。

このように、関大万博部とセガ フェイブの連携による「エモジケーション」は、未来のコミュニケーション手法として注目されています。今後の活動やイベントにぜひ注目してください。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: セガ フェイブ エモジケーション 関大万博部

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。