ゼニスから新たな傑作「クロノマスター スポーツ スケルトン」の登場
2026年4月14日、スイスのジュネーブにて、「Watches and Wonders 2026」においてゼニスが新たなモデル「クロノマスター スポーツ スケルトン」を発表しました。この時計は、1969年に世界初となる自動巻一体型高振動クロノグラフキャリバー「エル・プリメロ」をベースにしたもので、ゼニスの歴史を背負う重要な作品です。エル・プリメロは、その高精度と高振動により、一定の精度基準を設ける中で時計製造界に旋風を巻き起こしました。
性能と伝統の融合
「クロノマスター スポーツ スケルトン」は、高振動で動作するエル・プリメロ 3600を搭載しています。このムーブメントは、5Hz(毎時36,000振動)で動作し、1/10秒の精確な計測が可能であることが、その独自性を高めています。
この時計は、従来のクロノグラフが1分で1回転するセンターの秒針に対し、エル・プリメロ 3600は10秒で1回転。これにより、精密な計測が実現しています。ゼニスのクロノグラフは、長年にわたりこの高精度性能を維持し続けており、進化の過程で確固たる技術の確立に至りました。
スケルトン構造の魅力
サファイア文字盤は、視覚的な美しさだけでなく、キャリバーの機構を際立たせる工夫が施されています。中央部分のクリア仕上げが、オープンワークの構造を強調し、時計の心臓部をじっくりと眺めることができるデザインです。
このスケルトン加工では、機構の一体性を保持しつつ、クロノグラフ機能や高振動による精度が損なわれないよう、巧妙な技術が駆使されています。特に、初代エル・プリメロの要素を受け継いだグレー、アンスラサイト、ブルーのカウンターは、視認性を高めるための工夫が凝らされています。
新開発のフォールディングバックル「ZENCLASP™」
新モデルには、特許を取得した革新的なフォールディングバックル「ZENCLASP™」が採用されています。このバックルは、腕元に自然にフィットするように設計されており、日常的な使用でも快適です。さらに、安定性を確保するセーフティロック機能や微調整システムも装備されています。
調整は工具を必要とせず、時計を着けたままでの調節が可能で、最大10mmまで伸ばせる設計になっています。これは、利用者の日々のライフスタイルに適応するための素晴らしい配慮と言えるでしょう。
個性的なモデルのラインアップ
クロノマスター スポーツ スケルトンは、異なるスタイリングを楽しめる4つのバリエーションを用意しています。ステンレススチール製モデルでは、グリーンセラミックベゼルと普遍的なカラーの組み合わせが特徴です。さらに、18Kローズゴールド製モデルや、バゲットカットダイヤモンドをあしらった限定生産品もラインナップされています。
最後に
ゼニスの「クロノマスター スポーツ スケルトン」は、ただの時計ではなく、技術とデザインの両方を追求する傑作です。高精度な計測性能とスケルトン構造は、時計愛好家や技術者にとってたまらない魅力を持っています。ぜひ、手に取ってその魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。