ヤマハの新システム「VXD」公開！音楽体験が進化する展示会

ヤマハの新しい音楽体験「Yamaha FUTURE BEAT！」

音楽ファンの皆さんに朗報です！ヤマハ株式会社は、革新的な企画展示「Yamaha FUTURE BEAT！」を7月18日（金）から8月24日（日）までの期間、渋谷にあるYamaha Sound Crossing Shibuyaで開催します。この展示会では、特に注目を集めるのは“声でバスドラムを操る”新たなシステム「VXD」で、一般公開は今回が初めてとなります。

展示内容と体験コーナー

「Yamaha FUTURE BEAT！」では、ヤマハドラムの全シリーズの電子ドラムセットやエレクトロニックアコースティックドラムモジュール、さらにはフィンガードラムパッドなど、様々な製品を実際に体験できるコーナーが設置されます。それに加えて、期間中にはアーティストによるライブや特別なカフェメニューの提供も行われる予定です。この貴重な機会をお見逃しなく！

VXDの魅力とは？

「VXD」は、ヤマハと慶應義塾大学が共同で開発した新しいシステムです。この技術は、演奏者の声をトリガーにしてバスドラムを操るもので、マイクとセンサーが「ドン」という声を感知すると、内蔵された加振器が振動し、音を出す仕組みです。この革新は、ロックバンド「RADWIMPS」のドラマー山口智史のアイデアからスタートしました。彼は演奏時に筋肉のコントロールが利かなくなるミュージシャンズ・ジストニアという病を抱えており、これを克服するための手段として「VXD」が誕生しました。このシステムにより、音楽の表現が新たな次元へと進化することが期待されます。

体験コーナーの詳細

展示では、初心者からプロフェッショナルまで楽しめるよう、実際のヤマハ電子ドラムやアコースティックドラムの体験が用意されています。

- DTXシリーズ: 初心者向けの「DTX402シリーズ」からフラッグシップモデルの「DTX10シリーズ」、さらには最新モデルの「DTX6K5-MUPS」など、合計6つのモデルが展示されています。
- EAD10の体験: アコースティックドラムに電子音を加えることができるEAD10も試すことができます。実際のステージで演奏し、トリガー音色やエフェクトがどのように機能するかを体感できます。

また、カフェエリアでは期間限定でドラムをテーマにした特別なメニューも楽しめます。そこで提供されるカフェラテやカクテルは、まさに音楽ファンのための一品となるでしょう。