2025年3月14日、映画『EARTHBOUND』が東京と大阪で上映される。なんと、この作品はハリウッド俳優オーランド・ブルームがエグゼクティブプロデューサーを務めており、多くの賞を受賞したドキュメンタリー映画である。
NPO法人ハミングバードは、この貴重な作品を日本に届けるためにクラウドファンディングに挑戦し、53500万円の資金を集めた。この支援者たちを対象に、東京都内で上映試写会と報道発表会が行われ、その後サンクスパーティーも開催された。
上映会では、参加者たちに映画を最初に体験してもらうために、この作品の魅力と重要性について熱く語られた。特に、映画の制作に関わった永野舞麻さんと荻原桃子さんが登壇し、映画に込められた思いや情熱をシェアした。また、トークショーには松井玲奈さんが参加し、環境問題への目覚めやアクションの必要性について話した。彼女は、環境問題は大きなものであるかもしれないが、自分が少しでも行動を起こすことが未来を変える第一歩だと訴えた。
映画『EARTHBOUND』は、プラスチック廃棄物をテーマにしたもので、環境問題に対して私たち一人ひとりがどう向き合っていくかについて考えさせられる内容である。この映画を制作するにあたり、オーランド・ブルームは観客に対し“何か行動を起こすインスピレーションを与えたい”と語っており、そのメッセージは観る者に深く響く。
また、今回の日本上映は終わりではない。ハミングバードはこの作品を使って、学校や団体での啓発活動を行い、多くの人々と環境問題についての意識を高めていきたいと考えている。そのための第一歩として、上映後には多くの意見交換の場が用意されているとのことだ。
日本での上映が決定している東の会場は、下北沢トリウッドであり、2025年3月14日から20日までの間に開催される。大阪での上映は第七藝術劇場にて、2025年3月15日から21日まで、この貴重な映画を体験することができる。一般の観覧料は大人が1,000円、18歳以下が500円となっており、さまざまな年齢層の人々が訪れやすい価格設定がなされている。
映画『EARTHBOUND』は48分の短い時間でありながら、その中に込められた熱い思いと希望は、見る者に忘れがたい体験をもたらすことでしょう。今後、さらに多くの環境問題への取り組みが展開されることを期待して、皆さんもぜひ劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
映画『EARTHBOUND』の概要
- - 制作: Hummingbirds Global、Ritual Arts
- - 監督: ファールード・メイボディ
- - エグゼクティブプロデューサー: オーランド・ブルーム
- - 受賞歴: トライベッカ映画祭トライベッカ X 賞、クリオアワード銀賞、リバーサイド国際映画祭長編ドキュメンタリー賞など
この映画を通じて、自身の生活や行動が地球のためになるという希望を持てることを願っている。環境問題は簡単に解決できるものではないが、小さなアクションが大きな変化を生む可能性があると教えてくれる作品である。ぜひ、この機会に『EARTHBOUND』を観て、未来を考えるきっかけにしてみてほしい。
詳しい情報やチケット概要は、
公式サイトをご覧ください。